女性の脈アリ・ナシを判断するにはここを見よ!

ワイングラスを持ちながら男性の話を聞く女性

告白前に脈アリかどうかが分かれば、一歩踏み出す勇気が出ますよね。しかし、男性が脈アリかどうかを判断するのは難しいといわれています。その理由は、男性は「感覚的」な変化をキャッチしたり、客観的に判断したりするのが少し苦手な傾向があるからです(もちろん個人差があります)。そんな予備知識を頭の片隅に置きながら、女性が発する3つの脈ありな振る舞いについて解説します。

(1)「言葉」より自発的な行動の頻度を見る

脈アリかどうかを判断するポイントは、女性が何を言ったかよりも、どれくらいの頻度やテンションでやり取りをしているかということ。

スマホでメッセージをチェックする

例えば「〇〇さんってすごいですね!」「いつも頑張っているんですね!」など、男性に対して肯定的な意見が女性から出たとしましょう。このように言ってもらえたらうれしいですし、一部の男性は好意を持ってくれているのかなと判断することもあります。

しかし女性の中には、会話の中で自然と相手を褒め、肯定することをマナーだと考えている人がいます。つまりその言葉は、あなたに好意があるから言ったのではなく、マナーとしてポジティブな言葉を発しているだけかもしれません。

こうした判断ミスを避けるためにも、男性は女性の言葉よりも、やり取りの頻度とテンションを気にしてください。女性の多くはコミュニケーションの際、「何を言い合ったか」よりも「どれくらい繋がっていたか」を重視する傾向が強いです。つまり、LINEで頻繁にやり取りするなどの繋がり方をしていると、それは脈アリの可能性が高いといえます。

(2)「自分が楽しい」より女性がしゃべる量を見る

男性の中には、「一緒にいると楽しいので上手くいくのではないか」といった、自分の気持ちを基準にして、脈アリかどうかを判断する人がいます。もちろん恋愛において一緒にいて自分が楽しいことは大事ですが、脈アリかどうかを見極める際は、「相手も同じくらい楽しんでいるか」を観察することが大切です。

海辺で楽しそうに男性を見上げる女性

相手も楽しんでいるかどうかの判断基準は、しゃべる量を見るのが良いといわれています。多くの人は自分がしたいように会話をしていると、しゃべる量が増えます。つまり、「楽しんでいる状態=自分がある程度自然体=しゃべる量が多い」という図式ができるのです。

よくあるのが、しゃべる量を振り返ったら、男性が好きなことを話していただけだったというケース。相手が心地良く話せるように相槌を打ち、質問で促すのが上手な女性の場合、こうした勘違いが起きるのは仕方ありません。ただ脈アリかどうかを判断する際は、冷静に2人の会話量を振り返ってみてください。

(3)自分からより「相手から」を見る

「デートを何回もしているから、これはいける!」こんなふうに脈アリ判断をし、告白して振られる男性は少なくありません。こうした勘違いが起きる理由は、お付き合いする前でも、比較的気軽にデートのお誘いをOKする人がいるからです。

海辺で楽しく向かい合い話をする男女

この時の女性側の気持ちを代弁すると「嫌いではないし、せっかく誘ってもらったから行こう」とか「次会ったら好きになるかもしれないし」といった考えがあるようです。もちろんこの時の気持ちは「嫌いではないけど付き合うまでには至らない」です。

こうして何回もデートしていると、男性側は「これはいける」と思ってしまいがち。これは、「3回目のデート神話」が生み出す悲劇ともいえます。

こうした勘違いを起こさないために有効な策としては、「女性からのお誘いがあるか」を少しの間、様子見してみるのも一つです。女性が嫌いじゃないから誘いに応じている状態であれば、男性が一歩引き女性の積極性を少し見るだけで、判断がつくかもしれません。

男性がよく間違える「いい雰囲気だと思ったら違った」ケース3選

割れたハートマークを挟んで置かれている人型の木の人形

「男性は左脳的(論理的)」なんていわれることもあるように、微妙な空気を読むのが女性よりも苦手な人が多いといわれています。ここからは、男性が間違えやすい「いい雰囲気だと思ったら違った」勘違い例を解説します。

(1)自分が楽しく話しているのを勘違い

自分が楽しくしゃべっている状態を脈ありと感じてしまう間違いです。先ほども解説しましたが、世の中には“しゃべらせ上手”な女性が存在します。こうしたタイプに盛り上げてもらうと、男性はいい雰囲気を味わい、そしてまた会いたいと思うようになるでしょう。でも女性からすると、マナーとしてこうした振る舞いをしているだけの事もよくあります。ここで脈アリと判断すると悲しい結末に至る可能性が高いため、ひと呼吸おき、状況を振り返ってみましょう。

(2)自分が自然体でいられたから勘違い

デートの時、気を使わずに自分が楽しくしゃべれていると、緊張が解かれて自然体でいられるなと感じる男性が多いことでしょう。この自然体ないい感覚は、脈アリ判断を狂わせる可能性があります。自分が自然体なとき、相手も自然体であれば問題ないのですが、相手のお膳立ての上であなたが自然体でいられていることもあるからです。

・自分の提案に女性が笑顔で賛成してくれる
・自分が話したい内容を「面白い」と言って盛り上げてくれる
・話していると反論や否定、ネガティブな反応が一切ない

こうした反応は、好意的に感じられますが、場合によっては女性が男性に合わせている“だけ”な事もあります。自分の感覚も大切ですが、相手がどんな振る舞いをしていたか、相手が自然体だったかも、合わせて確認するようにしましょう。

(3)ちゃんとデートに来てくれるから勘違い

町中をデートする男女

「デートに誘ったら毎回OKしてくれる」「デートの時も準備をしっかりして来てくれるから、少なからず好意を持ってくれているのではないか」真面目な男性ほど、こうした合理的な思考のもと、脈アリと判断することがあります。

しかし、お付き合いする前は、女性に限らず細心の注意を図り、相手を気遣うような振る舞いをする人も少なくありません。つまり、感じがいいだけでは、脈アリではない可能性も高いのです。
こうした勘違いは、特に恋愛経験が少ない男性ほど起こしがちです。投げたボールがちゃんと返ってくるのは、脈アリではなく「興味がある」くらいの判断をしておくのが賢明です。

実はこの3つの勘違い例には共通点があります。それは「自分視点」の判断であるということ。「自分がよくしゃべり、自分が自然体でいられて、相手もデートに来てくれる」。まさに自分視点が極まっていますよね。勘違いをしないためには、客観的な目線から判断することが大事。難しい場合は、友人などに状況を説明し、ジャッジしてもらうのもおすすめです。

まとめ 告白前に「相手目線」で振り返りを

ハートの折り紙を送りあうカップル

素敵な恋愛を始めるためにも、今回ご紹介した例を参考に、あなたと女性との関係を振り返ってみましょう。男性は、「自分がどうか」ではなく、「相手がどうか」といった客観的な視点を忘れずに、振り返ってみてくださいね。


編集・田村恵美(PASSERBY GRAFFICS)+type-e