「どこでもいいよ」言われたときの男性心理3選
お互いの気持ちを探り合う段階のデートは、駆け引き続きで疲れちゃうこともありますよね。「こんなことを言ったら嫌われるかな」「行きたい場所じゃないけど断りづらい」など、相手の気持ちを探りながら決めることは、とても勇気がいるものです。そんな時、嫌われたくなくて言ってしまいがちなセリフが「好きな所でいいよ」や「どこでもいいよ」といった、相手に全てお任せする一言。
実際、「どこでもいいよ」というお任せスタンスの女性のことを、男性はどのように感じているのでしょうか。3つのタイプ別に男性の心理を解説します。
(1)自分が引っ張りたい幹事タイプ
彼の性格が幹事気質でグルメやデートスポットに詳しい場合は、その一言は意外とポジティブに受け止められているかもしれません。男性の多くは女性に「教えたい! 伝えたい!」という心理があるものです。特にグルメやデートスポットに詳しい彼ならば、その知識を披露したいと考えるのは当然のこと。もし意中の彼がそういったタイプならお任せすることは、むしろ好意的に伝わっているかもしれません。
ただし、本当にNGなポイントは忘れずに伝えましょう。例えばアレルギーや食べられない物、たばこの煙は苦手など。伝える側としては申し訳なく感じるかもしれませんが、おもてなし好きなタイプは、相手が楽しんでもらえないことが何より悲しいということを覚えておきましょう。
(2)多忙で時間を効率的に使いたいタイプ
彼が激務で、時間を工面したり事前準備をしたりするのもやっとなタイプであれば、行き先のチョイスを完全にお任せするのはあまり歓迎されません。デートの場所が彼の土地勘が全くない場所であれば、さらに負担が大きくなり、「面倒だな・・・」となる可能性は高まります。
この場合は、女性がお店選びを率先したり、2人で一緒に探したりしながら、話し合って決めていくのが安全です。彼の忙しさや生活圏を踏まえ場所の候補を挙げるなど、相手の負担が大きくならないように心がけましょう。
また、女性自身も探したり決めたりするのが苦手であれば、「当日探す」という選択肢もアリです。いい感じのデートスポットやお店との偶然の出会いを探すこと自体が、思い出深いデートになるかもしれません。
(3)誘うより誘われたいと思っている草食系タイプ
デート慣れしていないタイプや、いわゆる草食系といわれるタイプの男性は、女性に対して臆病な面があります。「プラン選びは頑張るけど、相手の好みじゃなかったらどうしよう」と、常に頭の片隅で不安に思っています。
過去にデートのセッティングで失敗した経験のある男性だと、なおさら心に不安を抱えながら頑張っています。このタイプに「なんでもいいよ」と言うと、一人で悩んで時間だけが経過してしまう可能性があります。
対処法は、次にご紹介する「好みの条件設定」をすること。そうすることで、相手も安心してお店選びを進めやすくなります。
本当に決めるのが苦手…「相手にお任せ」でも失敗しない2つのテク
心の底から「なんでもいいよ」と思う時もあるものです。そんな時でも、失敗しない2つのテクをご紹介します。お任せタイプの女子はこの2つをぜひ心掛けてみてください。
(1)好みの条件設定で、相手も自分もハッピーに
さりげなくアシストをする方法です。例えば食事であれば、苦手な「食(ジャンル)」「お店の雰囲気」「場所」のどれかを条件指定するというもの。実は「食べたい物」などの好みを指定するのは難しく感じるのですが、NGを指定するのはとても簡単なんです。
・辛いのが苦手→アジアン系は避けたいな
・ゆっくり話せないお店は嫌→ゆっくり話したいから騒がしい居酒屋系はやめよう
・駅から遠いとたどり着けるか心配→方向音痴だから駅から遠い隠れ家系は避けて欲しいな
こんな感じで、さりげなくNGラインを相手に伝えることで、「後はお任せ」だとしても、相手はお店を探しやすくなります。
「NGポイントを先に伝えるなんてわがままに思われそう」と感じるかもしれませんが、全てお任せしたうえに、難色を示す方がずっと感じは悪くなります。ぜひ、最初にNGラインを伝えてみてください。
(2)どんな提案でもOKするという覚悟を持つ
デートのお店や場所など、彼にすべてを決めてもらう場合、女性は彼の決断を受け止める覚悟を持ちましょう。覚悟なんて言葉は大げさに聞こえるかもしれませんが、全てお任せとは、「調べる」「選ぶ」という労力を相手に担ってもらうことに他なりません。
相手に選択をお願いした結果、想像と違ったお店やデートプランだったとしても快く受け止めるということです。デートに不向きなお店でも、気が乗らない行先だったとしても、笑顔で「決めてくれてありがとう」と感謝することが大切です。
まずは、先程ご紹介したNGポイントを示すだけでも、選択肢が狭まり男性の負担軽減になります。全てお任せした結果、げんなりして心の中でため息をつくデートにはならないように、ぜひ意識してみましょう。
まとめ 彼の性格を見ながら「どこでもいいけど、◯◯は苦手」と伝えてみて!
意中の彼はどのタイプですか?相手の性格を考慮して、お任せした時の彼の負担感を想像してみましょう。可能ならNGポイントだけは最初に伝えてみてください。2つのテクで最高に楽しい恋愛がスタートしますように!
文・おおしまりえ 編集・田村恵美(PASSERBY GRAFFICS)+type-e