子どもの日焼け対策とは?
先日、友人が子どもと海水浴に行き、お子さんがひどい日焼けをしてしまったそうです。病院に行くほどだったということですが、子どもの日焼け対策はどのようにすればいいのでしょうか?また、もし海水浴場などで子どもがひどい日焼けをしてしまった場合、すぐにできる応急処置などはありますか?
肌の露出をおさえて日焼け止めを使用しましょう
子どもの紫外線対策の基本は以下の3つです。
●肌の露出をおさえる
特に海水浴では肌の露出が多くなるため、長時間遊ぶのであればUVカットの水着や子ども用のラッシュガードを準備。帽子はつばの広いものや首の日焼けも防げるフラップ付のものがおすすめです。夏でも羽織れる薄手の長袖の上着も一枚持っていると安心。
●子ども用の日焼け止めを使用する
まんべんなく塗っても夏は汗をかきやすいので、2~3時間ごとに塗りなおすようにしましょう。海水浴やプールではウォータープルーフのものを使うと効果的。クラゲに刺されないタイプのものが海では一石二鳥です。
●紫外線の多い時間帯を避け、日中は随時日陰で休憩を
正午前後(AM10:00~PM2:00)は紫外線の量が最も多いため、できればこの時間帯をさけられると良いのですが、そうもいかないという場合には、日中は日陰で休憩をこまめにとるようにしましょう。曇りの日は油断しがちですが長時間外にいれば思いのほか日焼けしてしまうので逆に注意が必要です。もちろん休憩と同時に水分補給も忘れずに。
それでも、もし子どもがひどい日焼けをしてしまったら……。
1、日陰に移動
とにかく気づいた時点ですぐに日陰に移動させます。
2、ほてりがおさまるまで冷やし続ける
ひどい日焼けは火傷と同じなのでまずは充分に冷やしましょう。水道やシャワーがあれば流水で、もしくは保冷剤や氷をタオルで包んだものや、冷水につけて絞ったタオルなどを使い、ほてりがおさまるまで冷やし続けるようにします。
3、水分補給
ほてりがおさまってきたら肌には保湿効果のあるアフターサンローションを。もしなければ、保湿効果のある化粧水や乳液などでもOK。ただし、かゆみや刺激を感じる場合には使用を中止してください。脱水症状が出ないように水やイオン飲料などの飲み物で体の中への水分補給も忘れずに。
4、ひどい場合には皮膚科を受診
その後もなかなか赤みがひかない、痛みが消えないなど、症状が緩和しない場合には、早めに皮膚科を受診して適切な処置をしてもらいましょう。
旅行ジャーナリスト 小暮祥子
安全で楽しい家族旅行・レジャーのお手伝いをします。
旅行ジャーナリストとして安心で楽しい家族旅行・子連れ旅行をご紹介しています。旅先では様々なトラブルに遭遇することがあります。事前の準備をしっかりして安全な旅行をお楽しみください。
【URL】 | Travel with kids http://www.travelwithkids.jp/ |
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【資格】 | 国内旅行業務取扱管理者、 厚生労働省認定 温泉入浴指導員・温泉ソムリエ |
【メディア】 | All About「家族旅行・子連れ旅行」「伊豆・熱海」、 こどもと一緒に旅しよう!(子連れ旅NEWS、コラム)など連載多数。 |
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