納車までに必要な書類とは
納車までに必要な書類は普通自動車と軽自動車で異なり、主に以下の通りです。
普通自動車 | 軽自動車 |
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実印 印鑑証明書 車検証 自賠責保険証 車庫証明書 委任状 |
印鑑(認印可) 住民票 車検証 自賠責保険証 車庫証明書 委任状 |
一見、必要書類が多く感じてしまうかもしれませんが、これらの書類をすべて自分で揃える必要はありません。上記のうち、自身で揃えなくてはならないものとして、普通車の場合は「実印」と「印鑑証明書」、軽自動車の場合は「認印」と「住民票」があり、契約時に持参しておくと、納車までの手続きがスムーズになります。他の書類については、契約時に販売店から案内があるので、案内に従って書類準備を進めましょう。
カーローンを契約する場合には追加書類が必要
金融機関でローンを組み、車を購入する場合は上記の書類に加えて次の書類が必要になります。
- 購入予定の車の見積書
- 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 収入が分かる書類(源泉徴収票や所得証明書など)
車が納車される前にしておくとよいこと
車を購入してから納車されるまでには一定の時間がかかります。ここでは、車の購入手続きを円滑に進めるために、前もってしておくとよいことについて解説します。
1.駐車場の用意
先ほど、必要な書類のひとつに「車庫証明書」を挙げましたが、車庫証明書は駐車場が決まった後でなければ申請することができません。そのため、駐車場を借りる場合には早めに手続きを済ませておくようにしましょう。
2.任意保険への加入
自賠責保険への加入は義務づけられていますが、対人賠償に特化した補償内容となっており、それだけでは補償が不十分です。万が一に備え、対物補償や車両補償、自分のケガの補償などをカバーする任意保険への加入も必要です。保険代理店や保険会社と相談し、複数社を比較検討した上で自分に見合った保険に加入することが大切です。
車を購入して納車されるまでの流れ
一般的に、車を購入してから納車されるまでの流れは以下の通りです。
- 車種選びとメーカー見積もり
- 契約手続き
- 購入代金の支払い
- 自動車保険の加入手続き
- 納車
また、乗りたい車が決まったら必ず試乗して乗り心地を確認するようにしましょう。試乗時のポイントと、納車までの流れについては以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。
余裕を持って手続きを進めよう
今回の記事では、車購入から納車までの各ステップで必要となる書類について解説しました。新車購入には様々な手続きが必要です。手順を確認しながら余裕を持って進めることを心がけましょう。書類の不備は納車遅延の原因にもなるため、少しでも不安なことがあれば販売店等に確認することをおすすめします。
また、新車購入時は適切な自動車保険を選ぶことが欠かせません。自動車保険についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
※このコラムでご案内した内容は概要を説明したものです。詳細につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問い合わせください。