車種選びとメーカー見積もり

新車を購入する際の第一歩は、ニーズに合った車種を選ぶことです。家族構成や用途、予算に応じて車種やグレードを絞り込んでいきましょう。通勤や通学などで1人で乗ることが多い場合は燃費の良いコンパクトカーが賢明な選択かもしれません。一方、子供がいる家庭ではミニバンやSUVの大型車がベストでしょう。

次に、候補の車種が決まった時点で複数の販売店でメーカー希望小売価格の見積もりを取ります。オプション品の有無や支払い方法(一括かローン)によって価格が変わるため、大まかな予算感を掴むためにも、この段階で複数の見積もりを比較しておくとよいでしょう。

契約と必要な書類

見積もりに納得した場合は契約の手続きに進みます。基本的に契約書類はディーラーが準備を行いますが、後にトラブルに発展させないためにも、契約内容に問題がないかしっかり確認することが大切です。

普通自動車か軽自動車かによって納車までに必要な書類は異なります。契約のときに必要な書類は特にありませんが、スムーズな納車に向けてあらかじめ準備しておくとよいでしょう。

購入代金を支払う

支払い方法は大きく分けて「一括支払い」と「ローン支払い」があります。一括で支払う場合、初期費用は高くなりますが、金利はかかりません。一方で、ローン支払いの場合は初期費用を抑えられますが金利がかかるため、トータルで支払う金額は増えてしまいます。そのため、自分の収入やライフプランに合わせて適切な支払い方法を選ぶようにしましょう。

自動車保険の手続き

納車日がわかったら、自動車保険の加入手続きを進めましょう。自賠責保険への加入は義務づけられていますが、対人賠償に特化した補償内容となっており、それだけでは不安が残ります。万が一に備え、対物補償や車両補償、自分のケガの補償などをカバーする任意保険への加入も必要です。保険代理店や保険会社と相談し、自分に見合った保険に加入するようにしましょう。

また、新規で加入する場合の保険料は年齢や等級、免許証の色などさまざまな要素を加味したうえで決定されます。人によって保険料が異なることから、あらかじめ保険料の試算を行い保険料の相場を確認したうえで、適切な補償内容の保険に加入することが大切です。

納車

納車当日は丁寧に車の状態を確認しましょう。販売店のスタッフから取り扱い方法や特徴について詳しく説明を受け、不明な点があればその場で質問するよう心がけましょう。最後に納車書類に署名をすれば、新車の購入は完了です。

納車後もメンテナンスに気を配ろう

今回の記事では、新車を購入して納車するまでの流れについて解説しました。新車を手に入れた際は、メーカー指定の初回点検や消耗品の交換タイミングを必ず守りましょう。また、その後も定期的な点検を行い、車の状態を常に良好に保つことが大切です。メンテナンスを怠れば修理代がかさむことはもちろん、最悪の場合は事故につながる可能性もあります。時間とお金をかけて手に入れた新車を大切に乗り続けるためにも、メンテナンスは欠かせない作業だといえるでしょう。

※このコラムでご案内した内容は概要を説明したものです。詳細につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問い合わせください。

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