初めて車を買うのは20代?

就職などをきっかけに20代で初めて車を買う人が多いのではないでしょうか。メーカーや車種の検討をする前に、購入方法や新車と中古車どちらを選ぶべきかなど、知っておくべきことについて説明します。

1.車の購入は18歳から可能

車の購入は18歳から認められています。とはいえ、ローンで購入する場合にはさまざま審査項目があり、その中には18歳で条件を満たすことが難しいものも含まれています。そのため、場合によっては法定代理人が必要となるケースもあるでしょう。

2.新車か中古車かで悩んだときの判断基準

自動車を購入する際、新車にするか中古車にするか悩む人も多いのではないでしょうか。新車と中古車、それぞれのメリット・デメリットについて知り、自分にあった車を選びましょう。

メリット デメリット
新車
  • 色やオプションを自由に選べる
  • エコカー減税の対象となる
  • 保証期間が長く、修理代が安い
  • 車両本体価格が高い
  • 納車までの期間が長い
  • 車型の選択肢が少ない
中古車
  • 車両本体価格が安い
  • 車型の選択肢が多い
  • 納車までの期間が短い
  • 維持費が割高になりやすい
  • コンディションが一定でない
  • 燃費が劣る傾向がある

まとまった購入資金が用意できる人や内装をカスタマイズしたいと考えている人は新車に向いているといえるでしょう。一方で、購入費用を安く抑えたい、すぐに車に乗りたい方は中古車を検討するのもよいかもしれません。

車の購入や維持にはさまざまな費用がかかる

車を購入する際は、車両代金以外にもさまざまな費用がかかるほか、購入後も自動車保険や車検をはじめとした維持費を支払わなければなりません。ここでは購入時および維持にかかる主な費用について紹介します

1.車の購入時にかかる費用

車を購入する際にかかる主な費用は以下のとおりです。

  • 車両代金
  • 法定費用(自動車税種別割、自動車重量税、リサイクル料金など)
  • 諸費用(車庫証明費用、検査登録費用、希望ナンバープレート代など)
  • 代行費用(納車費用、下取り代行費用、検査登録代行費用)

車購入時の費用については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

2.車を維持する際にかかる費用

次に、車の維持にかかる主な費用は以下のとおりです。

  • 運転にかかる費用(ガソリン代など)
  • 法定費用(自賠責保険、印紙税)
  • 自動車任意保険料
  • 駐車場代
  • 車検代
  • メンテナンス費用(故障修理含む)
  • ローンの支払い など

車の維持費については、こちらの記事で詳しく解説しています。

購入する以外で車に乗る方法

遠出をする時にだけ使いたい、沢山買い物をする時だけ車が欲しい、など購入するほどでもないけど車があれば便利だなと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは、車を購入する以外で車に乗る方法を紹介します。

1.レンタカーを利用する

レンタカーは一般的に主要駅や空港近くに店舗が構えられているため、気軽に利用しやすい点がメリットといえるでしょう。オンラインもしくは電話等で予約し、出発当日にレンタルする店舗で手続きを済ませれば車に乗ることができます。ただし、返却時間が決まっており、過ぎてしまうと所定の延滞料金が課される恐れがあるので注意が必要です。

2.カーシェアサービスを利用する

カーシェアリングは登録した会員の間で車を共同利用するサービスを指します。24時間いつでも短時間から車を予約できるほか、ガソリン代や保険料といった維持費がかからない点がメリットです。

購入前にさまざまな車種を乗り比べてみよう

これから初めての車を購入しようと考えている場合、価格やデザイン、性能などはホームページやカタログ上で確認できるものの、乗り心地や操作性については実際に車を運転してみなければわかりません。そのため、購入前にレンタカーやカーリースなどでさまざまな車種を乗り比べたうえで、自分の好みに合った車を見つけるとよいでしょう。

※このコラムでご案内した内容は概要を説明したものです。詳細につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問い合わせください。