豆腐の上手な保存方法とは?
先日、大きめの豆腐を購入した際に、1日で使い切らずに余らせてしまったことがありました。開封後の豆腐はどのように保存すればいいのでしょうか?冷凍はできますか?
豆腐は冷凍保存も可能。高野豆腐のような食感に変身します
畑のお肉とも呼ばれている豆腐は、栄養たっぷり。ヘルシーな食材なのでお肉代わりとしても重宝します。豆腐は、賞味期限内に食べきるのが基本なので、下記の保存方法を守っておいしくいただきましょう。
●冷蔵保存する時は
1度開封した豆腐の場合、消費期限が短く傷みやすいので、冷蔵室で保存する場合は、夏場だけでもチルド室で保存しましょう。保存容器に移し替えて、きれいな水を入れて保存しましょう。消費期限内ならおいしくいただけます。
●冷凍保存する時は
豆腐は冷凍保存が可能です。いったん冷凍すると解凍しても生の豆腐のような食感には戻りませんが、凍らせることで弾力が出て、高野豆腐のような食感になります。保存可能期間は約1か月。木綿・絹ともに冷凍できます。
<開封前>
開封していなければ、購入したパックのままで冷凍保存が可能。自然解凍をしてから食べやすく切って調理しましょう。冷凍することで味のしみこみもよくなるので、煮物にすると調理が短時間ですみます。
<開封後>
開封したものは、ペーパに包んで水気を切り、水分が軽く抜けたところでさいの目切りや薄切りにします。冷凍用保存袋に重ならないように並べ、空気を抜きながら平らにして冷凍しましょう。凍ったまま調理できるので、マーボー豆腐やいり豆腐、味噌汁などにも大活躍です。
料理研究家・ラク家事アドバイザー 島本 美由紀
食材保存の基本やアイデアと共に、おいしく食べるコツをお伝えします。
テレビや雑誌を中心に、手軽に誰でも簡単に作れる料理レシピを考案。料理だけにとどまらず、家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動しています。暮らしのなかで抱える保存の悩みについて、アイデアと一緒にみなさんにご紹介していきたいと思います。
【URL】 | 島本美由紀オフィシャルサイト http://shimamotomiyuki.com/ |
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【メディア】 | 「オレンジページ」(オレンジページ)、「ESSE」(扶桑社)、「女性セブン」(小学館)、日本経済新聞、「めざましテレビ」(フジテレビ)、「あさいち」(NHK)、「モーニングバード」(テレビ朝日)、「七色日和」(テレビ東京)などの出演など多数。 |
【著書】 | 「時間とお金が10倍になる!冷蔵庫お片づけ」(講談社)、「冷蔵庫スーパー片づけ術」(双葉社)、「ためず、忘れず、使い切る!『ストック食品』管理術」(亜紀書房)など、著書や監修本は25冊を超える。 |
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