偏頭痛が起こった時の対処方法とは?
時々、ズキンズキンと頭の片側が痛くなる時があります。偏頭痛になってしまったらどのように対処すればいいのでしょうか?
まずは生活習慣の見直しを
偏頭痛はストレスが溜まったり睡眠不足になると起きやすくなります。人によっては気圧が下がる時に症状が出やすかったりもしますので、雨の日や台風前にひどくなるというケースもあります。また、女性の場合、排卵期や月経直前から月経初日にかけて頭痛が出やすいという方もいらっしゃいます。
偏頭痛を改善するには、できるだけストレスをためず、しっかり睡眠をとって規則正しい生活を心がけましょう。また、カフェインの取りすぎは症状を悪化させる場合がありますので、コーヒーや緑茶などカフェインが多く含まれたものは控えたほうがベターです。
偏頭痛が起きた時は、パソコン・テレビ・携帯といった目を酷使する物の使用は避けて、できるだけリラックスできる環境を作りましょう。頭痛が起きたとき用のアロマオイルやアロマスプレーを携帯しておくのもお勧めです。目の疲れがひどい場合は、蒸しタオルで目や首~肩を温めるといいでしょう。痛みがつらければ痛み止めを服用してもかまいません。
市販の痛み止めで改善しない場合や、頭痛に吐き気や目の前がチカチカするなどの症状を伴う場合は、頭痛外来や脳神経外科を受診することをお勧めします。月経周期と連動して頭痛が出現する場合は、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの量が下がることによって症状が出ている可能性もあります。基礎体温とともに症状の出た日を記録してみて、連動性があるようなら婦人科で相談してみるといいでしょう。
産婦人科医 清水なほみ
心と体の健康を自分の力で取り戻す方法を、一緒に考えていきたいと思います。
女性特有の病気を中心に日頃の不調を改善するためのアドバイスをいたします。 病院に行きづらいという患者さんの悩みを、現役医師の知識を活かしてサポートします。
【URL】 | ポートサイド女性総合クリニック~ビバリータ~ http://www.vivalita.com/index.html |
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【資格】 | 日本産科婦人科学会専門医、 日本不妊カウンセリング学会認定カウンセラー |
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