非対面で個人間カーシェア!登録車両も多い「AnycaKEY」
設置オーナーの募集をしていた時から注目していた、「AnycaKEY」。
スマートフォンでクルマの施錠・開錠ができるサービスため、「AnycaKEY」が導入された車両であれば、直接鍵の受け渡しをすることなく、“非対面”で“時間”に縛られることなく(予約時間内であれば)、車両の受け渡しができるのがポイント。
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個人間ということで、オーナーに対し引け目を感じる早朝や深夜出発が必要な場合に、気兼ねなく利用できるため、非常に便利である。
さっそくこの「AnycaKEY」を試してみることにした。
まずはアプリでAnycaKEY搭載済みのクルマを探してみる。
日本車に輸入車、ボディタイプもいろいろだが、今回は以前シェアをしたことがある、
「BMW 1シリーズ」をチョイス
予約するときの手順はほぼ一緒!
さっそく予約してみたのだが、予約手順はほぼ一緒だった。まず、オーナーへ[問い合わせ]をして予約の日時や、駐車場の場所を確認する。
確認が取れたところで、[予約リクエスト]。その際、[AnycaKEYを利用した非対面受渡]という欄があるのでここを[ON]にするだけだ。
これで「AnycaKEY」の予約リクエストは完了。
当日までのシェアの手順についてもほぼ通常と同様である。受け渡し場所を、メッセージでやり取りし確認する。あとは当日、予約期間中であれば好きな時間に受け渡し場所に行くだけだ。
トラブルがないようキズはしっかりチェック…安心のシステム
朝5:30…まだ日が昇って間もない早朝。せっかくの「AnycaKEY」利用なので、釣りに出かけることにした。
受け渡し時間が自由であれば、釣り以外にもキャンプや登山などのアウトドア、ゴルフ、遠方への旅行など…様々な場面で重宝しそう。早朝の受け渡しだけではなく、深夜に返却ができる点でも同様だ。
さっそく駐車場で、非対面での受け渡しを行う。エニカアプリを立ち上げ、オーナーとの会話をするメッセージ欄から[受け渡し手続きを確認]を始めると、受け渡し手順が表示されるので、指示に従う。
まずはオーナーが登録したキズを一通り、確認。
次に、出発前の状態を記録するためアプリの案内に沿って車体の撮影をしていく。
クルマを1周分…フロント3枚、サイド6枚×2、リア3枚の計18枚の写真を記録として保存した。 状態の記録が終了するとクルマを解錠するボタンが表示される。
ボタンをタップすると数秒以内にクルマが解錠され、車内に入ることができた。車内に置いてあるキーボックスから鍵を取り出し、ドライブスタート。
ここまでの流れはすべてアプリに案内が出ているので、初めてでも難なく利用ができた。
いよいよドライブスタート “朝活ドライブ”は気持ちがいい!!
朝が早いのは眠くて大変というイメージがあるが、ドライブにとってはとてもいいことである。なんといっても道がすごく空いている。
“朝活ドライブ”はめちゃ快適なのだ。
渋滞に巻き込まれることなど一度もなく、都内から目的地である城ヶ島まであっという間に到着。
城ヶ島につくと、予約した釣り船が待っていた。船は集合時間に厳しいが、遅れることなく到着。朝は時間が読みやすいのもいいところだ。
船に乗り、出航すると朝の心地よい潮風…と思ったら結構な風である。船は大揺れ、ちょっと天候には恵まれなかった筆者であった。ともあれ今回の目的は旬が始まったばかりのアジ。ポイントについて釣り始める。
さっそくバシバシ釣れる!玄人は釣れなくても楽しめるかもしれないが、素人はやっぱりあたりがないと辛いところがあるのが釣りである。やっぱり朝釣りはいい。二時間ほど釣りを楽しんで、合計26匹のアジを吊り上げることができた。
港に戻ると、釣り船の方がご厚意で数匹その場でさばいてくれた。さっきとったばかりの新鮮なアジをいただく…なかなかできない、いい経験だ。
“朝活ドライブ”なら、アクティビティをこなしたあとものんびり
さばいてもらったアジを食べてもまだ12:00、時間に余裕があるのが朝活のいいところである。ここは三浦半島なので葉山などに行けばおしゃれなカフェもたくさんある。今回はプリンの店「マーロウ 逗葉新道店」に立ち寄った。
最近でこそ都内にも店舗ができてきた、人気のマーロウだが、大きなカフェスペースを持つ店舗は少ない、本場葉山の店舗は大きく、くつろげる。マーロウの大き目プリンを食べながら、まだお昼の時間なので午後出勤扱いでワーケション…なんてこともできそうだ。
AnycaKEYは返却も便利!早く戻ってきてもいつでも返却OK
焦りたくないからと、余裕を持って利用時間を設定して意外と早めに帰ってきてしまうことが多いのがカーシェアではないだろうか。
筆者はこのパターンが多く、その度にオーナーに時間を調整してもらったり、ちょっと時間を潰したりと個人間特有の厄介さがここにある。
だが「AnycaKEY」なら即時返却が可能だ。
駐車場についたら、返却時の状態を記録するため、再びクルマの状況を記録。朝に行った要領で写真を撮影し、キズを確認する。キーボックスに鍵を戻し、忘れ物を確認し、アプリの指示に従い施錠。ドアノブを一度引いて、鍵がかかっていることを確認したら、返却完了だ。
レビューを記載したらシェア終了である。
お得な金額と車種の豊富さはそのままに、個人間特有の手間を省略!
「AnycaKEY」の出現によって、深夜・早朝出発など時間に融通が利くため、前日に取りに行ったりする面倒さや、コインパーキングに止めて保管しておく出費が減り、より効率的にAnycaを利用することができるようになったのはとても嬉しい。
また、一番よかったのは、返却がどんなに早くなってもオーナーと調整する必要がないことだ。
ただ、受け取り時も返却時もクルマの周りをぐるっと回って写真を撮るため、少し時間がかかるが、万が一トラブルが起きた場合のために、ここはしっかり撮影しておくべきだと感じた。エニカアプリに表示される丁寧な案内のおかげで撮影に戸惑うこともない。利用する際は5分程、余裕を持って受け渡しを行えるとベストだ。
※本記事は、2021年4月にAnycaNEWSに掲載された記事を元にしています。
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