はじめての台湾旅行でしたら、四大人気スポットに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。「龍山寺」「九份」「十份」「国立故宮博物院」は、ぜひ行っていただきたい場所です。それぞれご紹介していきましょう。

台北のパワースポット、龍山寺でおみくじを引いてみましょう！

龍山寺（ロンシャンスー）は台北最古の寺院で、パワースポットです。国立故宮博物院などと並ぶ台北の一大観光名所です。地下鉄MRT（板南線）で台北駅から2駅、龍山寺駅を降りてすぐとアクセスもよく、参拝者が途絶えません。

入口付近にはお線香が売られています。日本語の説明書もあり、ボランティアガイドが丁寧に説明してくれるので、わからなければ参拝方法を尋ねてみましょう。

人気なのは、赤い三日月型のおみくじです。地面に落として占います。占い方法も独特ですが、こちらも日本語が話せるボランティアの方や、日本語の説明もあるので、迷わずに楽しむことができます。おみくじの結果は現地の言葉で書いてありますが、こちらも結果を日本語で説明してくれる場所があるので、ぜひ聞いてみましょう。

ノスタルジーな雰囲気を味わえる九份

台北からの日帰り観光にもってこいの九份（ジィウフェン）は、ノスタルジーを感じさせる街。長い石段に風情ある街並み、狭い路地には赤提灯や屋台など、レトロな雰囲気が人気の理由です。台湾北部の港町・基隆市の近郊に位置しており、台北市内からオプショナルツアーも催行されています。

ツアーのほかには、電車と路線バスを乗り継いで行く方法もあります。台北駅から地下鉄MRT（板南線）に乗り、忠孝復興駅下車。そこで2番出口を出て金瓜石行きの基隆客運バスに乗り替え、九份老街バス停下車です。オシャレな茶藝館やタロイモ団子の甘味どころなどが人気で、雑貨類もたくさん売られています。散策に疲れたら台湾茶で休憩もよいですね。

どこか懐かしい雰囲気を感じる十份

十份（シーフェン）は、天燈（ランタン）のふるさととして知られ、ローカル線の平渓線も昭和チックな雰囲気が人気です。台北から日帰りが可能で、九份とかけ持ち観光もできます。まずは台湾鉄道で台北駅から瑞芳駅へ。瑞芳駅で平渓線に乗り換え十份駅を目指します。

旧正月の平渓天燈節が有名ですが、このときは整理券が配られるほど混雑します。通年でも天燈を飛ばすことができるので、空いているときに行くのがおすすめです。天燈には、筆で願いごとを書いて飛ばします。黄色は金運、紫色は学業運など、天燈の色によって願いごとが異なります。自分にあった色を選んでください。

展示品の数と広さに圧倒される、国立故宮博物院

世界四大博物館の1つ、台北の国立故宮博物院は見ごたえがあります。中国歴代王朝の皇帝たちが収集したコレクション、約69万点以上の至宝を収蔵しており、常時、約2万点が展示されています。広く荘厳な佇まいで、世界から多くの旅行者が訪れる必見のスポットです。

ツアーでなければ、MRT（淡水線）士林駅、MRT（文湖線）大直駅、MRT（文湖線）剣南路駅から路線バスで行くか、台北市内からタクシーでアクセスするとよいでしょう。日本語の音声ガイド（有料1台150元）を借りることもできます。

ショップやレストランも充実しています。年中無休で、開院時間は8時30分から18時30分（金曜・土曜日は夜21時まで）。観覧料は大人一般 350元、18歳未満の学生や65歳以上のシニア、団体は各条件により割引があります。

趣きの違う台湾の四大スポット、うまく回れるようスケジュールを立ててみてください。思い出に残る台湾旅行になるとよいですね。