専門家による収納コラム

収納できない私の成長記(4) -整理の大切さ-

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「開かずの物置部屋」を「子供部屋」に。
このミッションに、途方に暮れていた私に、お片付けの得意な知人が助けに来てくれることになりました!期待と不安でドギマギしてましたが、お片づけ当日!

それは本当に必要なモノですか?

いざ、メスを入れると・・・出てくる出てくる、驚きの古モノたちが。
赤ちゃん時代の布団・おもちゃ・幼児用ジャングルジム!子供たちはもう小学生なのに、そんなモノまであったの~!?私の記憶からすっかり消えていたモノがほとんどでした。

みなさんの家にもありませんか?もう必要がないのに、取ってあるモノ。
よくあるのは“引き出物”。せっかくもらったからと思っても案外使わないんですよね。“思い出の赤ちゃん服”や、“痩せたら着る服”など!

『捨てたくないものは●個まで』とルールを決め、リサイクルショップなど利用してドンドン手放しましょう。『もったいない?』いえいえ、そのモノを使わずにしまい込む方がもったいない&使わないものが占拠している空間の方がもったいないですよ!

収納の前に、モノを整理しましょう

さて、整理の大切さにまだ気づいていなかった私は、知人に指揮をとってもらい、片付けること数時間。アラびっくり!1部屋丸々占領していたモノが、クローゼット2つに全てスッキリ収納!見事、2つの子供部屋が完成!

まるで、魔法をかけられたように感動する私に、知人は「整理」の大切さを説いてくれました。収納すべきは、「今、使っているモノ」。「今、使っていないモノ」は「不要」ということ。「不要品」知人に譲るか、リサイクルに回すか、処分すること。この作業こそが、整理。モノを整理しなければ「片付ける」ことはできないのです。

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※上記の専門家コラムに関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

コラムニスト 中山真由美 インブルーム株式会社

筆者の写真

片付けられなかった自身の経験からアドバイスします!

基礎知識とほんの少しの努力を身に付ける事で、今まで無駄に家事で費やしていた時間をもっと家族の為、自分の為に使えるようになり、生活が一変しました。是非皆様もお片付けをして、人生をもっと楽しく快適に過ごしてみてはいかがでしょうか!

【所属】 インブルーム株式会社
【メディア】 「一人暮らしをとことん楽しむ!」(主婦と生活社)、「ビズマム冬号」(ベネッセ)、「サンキュ!特別版 ココハピSHOP10月11月号」(ベネッセ)出演など多数。
【著書】 「収納のきほん おさらい帖」(小学館)など多数。
【資格】 整理収納アドバイザー1級

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