切符(乗車券)を紛失してしまった時の対処方法とは?
先日、電車に乗っている際に切符を紛失してしまいました。諦めかけた時に、バックの奥から発見することができたのですが、実際に切符を紛失した時にはどのように対処すればいいのでしょうか?
乗車区間を正直に申告して再購入しましょう。
切符を紛失した場合は、まず駅係員に切符を紛失した旨を伝えてください。その時乗車区間を聞かれ、もう一度、その場で運賃を支払わなければなりません。その時再収受証明が発行されます。後日、鞄の中や服のポケットなどから切符が見つかった時、この再収受証明とともに駅へ持参することで、払い戻してもらえます。
切符の払戻しには所定の手数料(乗車券のみの場合は210円)が差し引かれます。この時乗車区間を正直に申告せず、支払った紛失再発行の切符と見つかったもとの切符の額や区間が異なった場合は、払戻しに応じてもらうことはできません。また払戻しは、再収受証明の発行日の翌日から1年以内に限ります。
近ごろはSuicaやPASMO・Kitaca・TOICA・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけん等の共通乗車ICカードで鉄道を利用する人が増えています。ICカードには入出場駅などが記録されるため、紛失によるトラブルを回避できます。ただし無記名式のICカードの紛失再発行は受け付けておらず、預け入れてある残金も保証されません。
ICカード紛失再発行を受け付けてくれるのは、個人情報が記録されたものに限られます。このとき再発行には、氏名・生年月日・性別情報のほか本人確認書類の提示が求められ、再発行手数料と新たな預り金が必要になります。個人情報が記録されたICカードであっても、裏面等に記載されたカード番号は、予め手帳などに控えておくようにしましょう。
「Suicaなど共通乗車カードを紛失した時の対処方法とは?」はこちら
https://park.sompo-japan.co.jp/japanda_ch/japanda-ch/trouble/life/500103.html
※掲載した情報は、予告なしに変更する可能性があります。
詳しくは各鉄道会社にお問い合わせください。
観光ジャーナリスト 千葉千枝子
日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。
旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。
【URL】 | http://www.longstaystyle.com/ |
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【経歴】 | 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。 |
【著書】 | 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。 |
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