外食の節約方法とは?
一人暮らしをしている社会人です。毎日仕事が忙しく自炊をする時間もないため、昼も夜も外食になってしまいがちです。毎日外食つづきになると、お財布の中身も減るばかりで困っています。なんとか出費を抑えたいのですが、外食をする際の節約方法があれば教えてください。
外食はクーポン、金券ショップを駆使。できれば自炊を目指しましょう。
1人暮らしの食事は外食になりがちです。1食分の食事を作るのは手間ですし、時間がないというのも理由でしょう。でも、外食が続くと食費もかさみますし、栄養も偏りがち。食費を節約しながら健康な食事をこころがけたいものです。
■クーポン、ポイントを使いこなす
外食費を節約するには、価格の安い店を選ぶことが基本。たとえ1食100円の差でも毎日のことですから、1日昼夜2食とすると1か月で6,000円もの差になります。たかだか数百円だからという甘い考えはやめて、1回の食事にもコスト意識をもつようにしましょう。
最近では、割引クーポンも色々なところで発行されています。雑誌やフリーペーパーはもちろん、地域限定で本として販売されているものも。インターネットのグルメサイトなどでも発行されています。よくいくお店やエリアのお得な情報はこまめにチェックをしておきましょう。
金券ショップでグルメカードや株主優待券を購入するのも手です。よく利用するお店やチェーン店で利用できるものを選んでおけば、いつもの食事を割安にすませることができますね。また、クレジットカードの優待もチェックしておきましょう。カードによっては提示するだけで割引が受けられるお店もあります。またポイント還元率が優遇されているお店もありますので、手持ちのクレジットカードを確認してみましょう。
■飲み物は家から持参
外食の費用が少しでも節約できたら、次は飲み物などにかかるお金です。コンビニでペットボトルやコーヒーなどを毎日買っていませんか? つい自販機で買ってしまうという人も多いでしょう。この飲み物も家から持っていくとかなりの節約になります。
ペットボトルはスーパーなどでまとめ買いをすると、一本あたりの単価はかなり安くなります。少し荷物は増えますが、家から持っていくだけでいいので気軽にはじめられます。
また、家で飲みものを作れば更に節約になりますね。コーヒーをいれて、マイボトルで持参すれば、豆にこだわったおいしいコーヒーを手軽な費用で楽しむことができます。
■節約は自炊が基本
そしてなんといっても、食費の節約は自炊で決まりです。一人暮らしであれば、1週間に5,000円の食材でかなり豪華な食事が作れるのではないでしょうか。 調味料などを考えても、1か月2万5,000円程度で食費が充分まかなえるということです。外食だけで食費をこの金額におさえることは至難の業です。
■中食(なかしょく)や一品自炊から始めてみては?
とはいっても、慣れない人がいきなり自炊を始めるというのは難しいところ。そこで、少しずつ自炊に近づけていくといいでしょう。
コンビニやスーパーなどには、お惣菜が数多く売られています。レトルトや冷凍もので日持ちするものもあります。このように家庭外で調理されたものを購入して家庭で食べることを「中食」(なかしょく)と呼びますが、まずはこの「中食」からはじめるのがいいでしょう。その場合でもご飯だけは自分で炊くようにするといいですね。また、お弁当用の冷凍食品も多く売られています。昼食もお弁当持参となれば、更に節約になります。
少し慣れてきたら、1食だけでもおかずを自分で作るようにしてみましょう。その際栄養も考えた献立にすると、体にもいいですね。少しずつ自炊率を高めていくと食費もかなり減らすことができます。
食事は体にとってとても大切なものです。健康に留意しながらも節約できるように上手にコントロールしていきたいですね。
ファイナンシャルプランナー 福一 由紀
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