結婚式の二次会の招待状送り方とは?メールではダメ?
半年後に結婚式を控えていますが、二次会のみに招待する方の招待状の送り方で悩んでいます。会社の同僚や学生時代の友人を呼ぶ予定なので、メールやSNSでの連絡でも失礼ではないかなと考えていますが問題ないでしょうか?結婚式の二次会の招待状の送り方で気をつけるポイントを教えてください。
文面をフランクにしすぎないのがポイント。目上の人への配慮も忘れずに。
結婚式、披露宴の招待状は昔と変わらず封書を送付しますが、二次会の招待状は、メールで行うのが主流になっています。また、フェイスブックのイベントページなどSNSを利用するケースも増えてきましたね。
ここではメールで二次会の招待状を送る際の注意点をご紹介します。
■送付のタイミングと文面について
送付のタイミングは1,5カ月前~2カ月前になります。1カ月前までに出欠がわかっていると、その後の準備がスムースです。結婚式の準備も1カ月を切ると忙しくなってきますので、段取りよくすすめるようにしましょう。
また、文面をあまりフランクにすると、「飲み会」のような気分で来る方もいるのでご注意を。お洒落な雰囲気のパーティにしたいなら、文面もあまりくだけすぎないようにしましょう。
■招待状送付の際の注意点
●件名
見落とされないように、「□□と〇〇の二次会のご案内」など、内容がはっきりと伝わるようにしましょう。
●目上の方へ送る場合
年代が上の方の中には、「メールで送るのは失礼だ」と考える方もいるかもしれません。
事前に、電話や口頭でメールにて招待することを伝えたり、友人に送る文面とは別に、丁寧な文面を作成して送るなどの配慮をするとよいでしょう。
●一斉におくる場合は、CCでなくBCCで
CCで送るとお互いのメールアドレスが解ってしまいます。メールアドレスは個人情報なので、取扱いに注意しましょう。一斉メールで送る場合は、CCでなく、BCCを使うようにしましょう。
●会場の地図を忘れずに
会場のWEBサイトや、会場のアクセスがわかるサイトのURLを添付しましょう
●ドレスコードの記載
ドレスコード(服装についての指定)を記載することで、ゲストは装いを考えるヒントになります。
場違いな恰好で居心地の悪い思いをすることもなくなります。また、ドレスコードは男性のみに存在し、女性はそれに準じるという考え方となりますので「ジャケット着用でお願いします」などと書くとよいでしょう。
結婚ジャーナリスト ひぐちまり
結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。
婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。
【URL】 | http://higuchimari.jp/ |
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【経歴】 | 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。 |
【著書】 | 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数 |
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