兄弟姉妹など、家族や親戚の結婚式、親族へのご祝儀の渡し方は?
今度、弟が結婚することになりました。兄弟間など親族の結婚式の場合、ご祝儀の相場はいくらくらいなのでしょうか?また、ご祝儀を渡すタイミングは結婚式でいいのでしょうか?兄弟・姉妹間や親戚が結婚する時のご祝儀の渡し方について教えてください。
まずはご両親など、ご家族や親戚に相談してみてはいかがでしょうか。
家族や親戚が結婚する時のご祝儀の渡し方は、本人と結婚する人との関係や付き合いの深さ、地域のしきたり、その家の慣習により、まちまちです。一般的な親族による結婚式のマナーや相場を念頭におきながら、両親と相談をして考えてみてはいかがでしょうか。
結婚のお祝いについては、昔は結婚が決まったという知らせをうけたら、結婚式の1週間前くらいまでを目処に、お祝いの品物を持参していた時代がありました。結婚式当日、お金をご祝儀として渡すのは、それが簡略化された形と言われています。関係が近いからこそ、どうすれば相手が一番喜ぶかを考えて、臨機応変に対応しましょう。
■兄弟・姉妹・いとこへのご祝儀の相場
20代や30代では5万円が最も多く、続いて3万円。
40代以上だと5万円が最も多く、続いて10万円となっています。
■ご祝儀を渡すタイミング <兄弟・姉妹編>
ご祝儀は結婚式に対してのものでなく、結婚のお祝いとして渡すものであり、また、もともとは結婚式前に渡していたものです。それもあり、兄弟・姉妹の場合は、結婚式前にお祝いを渡すのが一般的です。
お金を贈るのではなく、本人が希望する品物を贈るのもよいでしょう。結婚式前にお祝いの品やご祝儀を渡している場合は、結婚式の受付で、「お祝いは渡しておりますので」と一言伝えて、芳名帳に記帳のみ行います。
姉または妹の立場で、すでに結婚をしていて、夫婦で参列する場合は、一般のゲストと同じように、当日ご祝儀を受付で渡してもよいでしょう。
■ご祝儀を渡すタイミング <いとこや親戚編>
まずは、これまでの親戚間での結婚式のお祝いの慣習について、両親と確認をしてみましょう。兄弟同然に育ったり、親子同然の付き合いがある場合や家がとても近いなどの場合は、上記の兄弟・姉妹と同じように、事前に渡すのがよいでしょう。
それ以外の場合は、一般のゲストと同じように結婚式会場の受付でお渡しします。
ご祝儀の基本的なマナ―はこちらでご確認いただけます。
「結婚式へ出席する時のご祝儀のマナーとは?」はこちら
https://park.sompo-japan.co.jp/japanda_ch/japanda-ch/kankon/marriage/700018.html
結婚ジャーナリスト ひぐちまり
結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。
婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。
【URL】 | http://higuchimari.jp/ |
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【経歴】 | 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。 |
【著書】 | 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数 |
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