試乗で本当に確認したいこと

試乗で確認しておきたい7つのポイントをご紹介します。

1.普段の生活道路で運転がしやすいか(昼・夜・晴・雨)

普通乗用車からSUVに乗り換えると視点の高さ、車幅が大きく変わる場合があります。普段の生活道路でそうした感覚の違いを確認してみましょう。できれば昼と夜、晴れの日と雨の日の違いも確かめられればベストです。

夜の車

2.車庫入れや駐車のしやすさ

駐車場所の状況によっては、車幅や視点の高さの変化、取り回しの感覚など車庫入れも重要なポイントになります。バックモニターの見やすさなども確認するとよいでしょう。

3.インパネ周りの操作系(カーナビ・オーディオ)

最近はカーナビだけでなくオーディオ、冷暖房の調整などもタッチパネルで行う車種も増えています。視点の高さと同様に操作のしやすさも確認したいですね。ナビゲーションに表示される情報や検索のしやすさも気になるところです。

インパネ周りの操作系(カーナビ・オーディオ)

4.同乗者の乗り後心地

車高が少し高くなり、タイヤも大きくなるSUVでは、運転者は気づかないような縦揺れが発生し、それが乗り心地に影響する場合があります。ぜひ家族に同乗してもらい、確かめてみましょう。

車の同乗者の子供たち

5.長距離運転の快適性(高速道路)

自然が似合うSUV。家族でドライブするなら高速で長距離を移動する機会も増えますね。長距離での運転のしやすさ、疲労度も確認したいところです。高速燃費も確認してみましょう。

6.テールゲートや荷室の使いやすさ

大きなテールゲートを持つ車種が多いSUVでは、開ける際に後方や上方にスペースが必要となります。またそこから荷物の出し入れがしやすいかどうかも確認しておきましょう。手を触れずに開けられるテールゲートを持つ車種もあるので、その使いやすさも確認しましょう。

7.PHEV、BEVを検討されている場合

SUVタイプのプラグインハイブリッド、バッテリーEVの車種も増えており、そうしたタイプを検討されるケースも多いかもしれません。自宅に自動車用コンセントが設置可能か、近辺に対応する充電スタンドがどれぐらいあるか、休日の待ち時間なども先に確認しておけば安心です。

バッテリーEVの車種の充電スタンドでの充電イラスト

試乗するならカーシェアもおすすめです

ディーラーでの試乗は、セールスの方からクルマの説明を受けることもできますが、試乗時間や試乗ルートが限られてしまうことが一般的です。もう少し自由度の高い試乗方法としては何があるでしょうか。

レンタカーでの試乗であれば、時間をかけて自由に試すことができそうですが、選べる車種やグレードが少ないかもしれません。

そこで、「カーシェア」に注目。駐車場を運営している会社がレンタカー的な使い方で提供しているもの、個人所有のクルマをカーシェアとして個人間で貸し借りできるサービスを提供しているもの、様々なカーシェアサービスがあります。基本的にどれもスマートフォンを使って予約・貸出・返却が便利にスムーズにできるのが特徴です。カーシェアを使ってSUVの試乗をすれば、上記のポイントもゆとりをもって確認できるのではないでしょうか。

最近ではディーラーの新車もカーシェア可能になりました。最新の安全運転支援機能や輸入車などを試したい場合には、カーシェアできるディーラーをチェックするのもおすすめです。