デート用、だけじゃなくて実用性にも注目

都内でクルマ生活を始めると、どんなメリットがあるのでしょうか。
まずは夢や希望がないと話は始まりません。幅広くピックアップしてみましょう。
新社会人の年齢であれば、クルマはやっぱりデート用、というのは外せませんね。移動するプライベート空間の優位性はまだまだ健在。対面でなく同じ方向を向きながら話す、という気楽さがいいのかもしれません。異性だけでなく友人同士でもクルマなら盛り上がります。
また荷物の運搬にも当然大活躍。かさばる家具や家電製品も、大型量販店にクルマで乗り付けて運べばその日に持って帰れます。
キャンプやスポーツが趣味なら、道具の保管場所として手狭な自宅の替わりにクルマに積みっぱなし…というちょっとズボラな使い方もアリではないでしょうか。

都内は、クルマの窓越しの景色が魅力的

東京は春には桜並木、夏のケヤキ並木、秋には銀杏が至るところで黄色に染まるなど、意外と樹木が多い都市。四季折々変化する都内の光景を横目で見ながら走るのは、大自然の中を走るのとはまた違った趣があり、仕事の悩みもしばし忘れられます。
そうしてお気に入りの並木道を通るうちに、都内の地理やお店にも詳しくなれるという副次的な効果もあります。

桜並木の車道

実は駐車場代が高いだけ?

「維持費がかかるのでクルマは無理!」と、お金がネックになると考える人がほとんどでしょう。
確かに各種税金、保険、整備費、ガソリン代、駐車場代、etc.…クルマを維持するのが経済的に楽ではないのも事実。しかしこの中で都内だから高い、というのは駐車場代だけ。
ガソリン代も、山手線内側に限定すればちょっと高めですが、交通量の多い郊外の激戦区まで足をのばせば、地方よりも安い場合がしばしば見受けられます。

参考:ガソリン価格比較サイト gogo.gs「都道府県平均ガソリン価格ランキング」

前述の駐車場代も、郊外のちょっと駅から離れた場所の駐車場であれば、比較的安価なものを見つけることは難しくありません。
どうしても駅近、ターミナルに近い部屋でなければイヤ、ということでなければ、駐車場込みなど借りる物件をクルマ生活前提で選んで、ある程度の予算内に収めることは充分可能です。
・ちょっと郊外で、なおかつガソリン代が安いエリアに住む
・駐車場付き賃貸物件などを重点的に探す
・中古車で充分、と割り切る
こういった条件がクリアできるなら、東京でのクルマ生活はぐっと近づくことでしょう。

どこに自己投資をするか、の問題

新社会人たるもの、収入は生活費の他にも自己投資に回して、どんどんスキルアップを図りたいですね。パソコン、スマートフォン、英会話や各種講座や習い事、趣味の道具、欲しい物、やってみたいことはいろいろ。
そうした投資先の1つに、「クルマ」を加えてみてはいかがでしょうか。
クルマは人の"移動の制限"を軽減し、何物にも代えがたい豊かな時間や経験を与えてくれます。
自分の世界を広げるために掛かるコスト。いろいろな選択肢が考えられますが、クルマもひとつの自己投資と言えるのではないでしょうか。

スキルアップのイメージ写真

この時代、買わずにお試しする方法もあるのです

買う前に、とりあえず都内でクルマを持つのはどんな感じ?というのを試してみる方法もあります。まずはカーシェアを使ってみるのがおすすめです。
レンタカーよりも気軽に短時間でも使えて、24時間貸出OKの場合がほとんど。自分が欲しいクルマに近い車種をシェアしてみて、まず雰囲気を実感してみるのが賢明。場合によっては都内の混雑した交通状況を体験して、「これは大変だ…」と持たない方向で結論がでるかもしれません。それはそれで一つの前進。「案ずるより産むが易し」の精神で、いろいろと体験してみるのが楽しい新生活につながるでしょう。