キャンプ熟練者として備えておきたいアイテム
自然のなかでのキャンプでは、快適性を求めると道具がどんどん増えていきます。もちろんいろいろな道具を使ってみるのもキャンプの楽しみですが、キャンプを続けると道具を選別し、よりコンパクトな装備で楽しめるようになります。ベテランキャンパーはどのような道具を備えているのか、ここではキャンプ熟練者として備えておきたいアイテムを紹介します。
ビニールシート
ビニールシートはキャンプ撤収時に便利で、一時的な置き場所として活用するなど、荷物をクルマに積む際に役立ちます。土汚れも簡単に拭き取れ、たためばコンパクトになります。グループでキャンプする場合などは、ビニールシートを広げて荷下ろしすることで設営もスムーズに進みます。
ロウソク
ランタンの電池切れや燃料切れのときのバックアップとして用意しておきたいのがロウソク。
野外では風もあって単体では消えやすいですが、アルミホイルなどで風よけ兼リフレクターを作れば十分な威力を発揮してくれます。
虫除けのために、明るいランタンはテーブルから離して設置し、テーブルはロウソク(キャンドル)だけですごすというのも悪くない、というよりもこちらのほうがムーディです。
また、しばらく使わなかったテントのファスナーなどはプラスチック製でも動きが渋くなっていることがあり、これにはロウソクを擦り込むことで動きを滑らかにすることができます。
筒状に丸めた新聞紙の端に溶けたロウソクを染み込ませれば、それだけで着火材を作ることもでき、焚き火の際にも重宝します。
麻紐
麻紐はキャンプで多目的に使える道具であり、ナイロンロープとは異なる特徴をもっています。麻紐は非常に強く、滑りにくいため、しっかりと縛ると解くのが難しいですが、知識をもって使えば役立ちます。
また、乾いた麻紐はほぐして柔らかくまとめることができ、よい焚きつけや着火材として使用できます。焚きつけや着火材が不足している場合に役立つので、覚えておくと便利です。
風呂敷
優秀な和の道具のひとつ。筒状に巻き込めば簡易的なウエストバッグやショルダーバッグに早変わりする便利な布で、優秀なサブバッグです。
運ぶ物に合わせてさまざまな包み方があり、風呂敷の使い方だけでたくさん本が出ているほどです。サイズや生地の厚さもさまざまあります。
地面が濡れていないときならばレジャーシート代わりにしたり、撤収時の荷物置きに使用したりすることもできます。
いまはその風習はあまり聞かれなくなりましたが、昔は贈答用品の典型のような品であったといわれています。
テーブルクロスとして使用すれば、食事の際にテーブルも華やぎ、活躍の幅は広いのでぜひ備えることをおすすめします。
てぬぐい
こちらも風呂敷と同様に、さまざまな使い方ができる道具です。長さがあるため、ハンカチよりも応用が利くのが特徴です。
タオル代わりやマフラーとして使用したり、濡らして首に巻いて冷却材として使ったり、頭や顔を日差しから守るために使うなど、多彩な用途があります。
薄い布ですが、風呂上がりに体を拭くのに十分であり、しかもタオルよりも格段に早く乾きます。
末端が縫われていないものは縦方向に簡単に裂くことができ、撚り合わせて紐にすることもできます。時代劇で鼻緒の紐が切れたときなどの応急処置に使われているのを見たことがある人もいるかもしれませんね。
大きなゴミ袋
70Lや90Lなどの大型のゴミ袋は家庭であまり使われませんが、キャンプ用品としては役立ちます。
雨の日に濡れてしまったテントやタープなどを収納するときにも便利ですし、クーラーボックスに入りきらなかった食材を入れるのにも適しています。また、穴を空けて頭と腕を出せば簡易的なレインウエアとしても使用できます。
さらに、ハサミやナイフで切り開けば薄手のビニールシートにすることもでき、撤収時の荷物置きとしても重宝します。
キャンプ場によってはゴミを捨てられない施設もあるので、キャンプ場で使用するゴミ袋は大きいほうがいいでしょう。
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