【車種別】キャンプ道具の積み込み方・SUV編｜スタイリスト東美穂さん
車中泊やキャンプの道具をうまくクルマに載せるコツとは？今回は、日ごろから外遊びを楽しむ積載上手さんが実践する積み込み方を紹介。配置や収納のポイントを押さえて、車内のスペースを有効活用しましょう。
愛犬と気ままに車旅を楽しむためのSUV
今回教えてくれたのは、スタイリストの東美穂さん。約15年乗っているという愛車は、初代の日産エクストレイル。アウトドアでも街でも扱いやすいミドルサイズながら、荷物をたっぷりと積める積載性や、出し入れしやすい大きな開口部を備えた人気SUVです。
普段はリースした服を載せて撮影現場やプレスルームを行き来し、休日は愛犬の豆柴・こつぶちゃんといっしょに、釣りやキャンプ道具をたくさん積んで車中泊旅へ。そんな暮らしを長年続けている東さんに、スペースを有効に活用するためのかしこい積み込み方を教えてもらいました！
フルフラットになるシートを備え、ゆったりとした室内空間が魅力。2列目を倒せば足を伸ばして寝られるほどの長さがあり、荷物の多い家族キャンパーや車中泊好きにおすすめです。
大きいものから順に、よく使うものは手前に
はじめに積み込むのは、コンテナなど大きくて形が変えられないもの。縦置きと横置きを組み合わせて、なるべく奥に、かつ端によせてデッドスペースを作らないことがコツです。また、重いものを下に置くことも重要。荷物全体の重心を下げることで荷くずれを防げます。
クーラーボックスは手前に置き、上には重いコンテナなどを積まないようにしましょう。キャンプ場に向かう途中に買った食材を入れたり、飲み物を取り出したりするときにサッと開けられます。隣のコンテナに密着させるのも、デッドスペースをなくして荷くずれを防ぐコツ。
テントや折りたたみイス、スリーピングマットなどの細いものは、スキマを埋めるように差し込みます。サイドのくぼみにも細長いものや柔らかいブランケットなどを入れて、有効活用するのを忘れずに。このときも、重いものから順に積み込むことを意識しましょう。
着替えやお風呂セットなど自分の荷物を載せて完成。テントの設営前に道具を一時的に置いて汚れを防ぐレジャーシートも、このタイミングで積むのがおすすめです。積み終えたときの完成写真を撮影しておくと、撤収時やつぎに出かける際にも迷わずに積めます。
テキスト◎岡田瑛穂
写真◎野口祐一
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