キャンプ初心者必見!お呼ばれキャンプで用意したい3種の道具
友人からキャンプに誘われたものの、初めてのキャンプでなにを準備すればいいかわからない……。そんな初心者キャンパーの方も多いのではないでしょうか?
経験者である友人から「道具を貸すよ!」と言われても、じつは自分で準備をしておいたほうがいいキャンプ道具はいくつかあるものです。
そこで本記事では、“お呼ばれキャンプ”を満喫するために、自分で用意しておきたいキャンプ道具を紹介していきます。
知っておきたいキャンプの4つのシーン
アウトドアのフィールドで自然を感じながらすごす、それがキャンプの醍醐味です。そんなキャンプのシーンは、以下の4つに大きく分けられます。
①くつろぐシーン
②食べるシーン
③寝るシーン
④遊ぶシーン
それぞれ、どんなことをするシーンなのかを説明していきましょう。
①くつろぐシーン
自分たちのサイトで、ゆったりとすごす時間です。焚き火を囲んでみんなでお酒を飲んだり、話したりしながら、自然に囲まれている喜びを噛み締めます。この時間のためにキャンプをしているという人も多いはず。
②食べるシーン
①の「くつろぐシーン」とも重なりますが、こちらのメインは食事です。みんなでいっしょに調理をして、みんなでいっしょにご飯をいただく。それにしても、屋外で食べる食事ってなんで特別においしく感じるのでしょう?
③寝るシーン
テントの中で寝て、心身を休める時間です。いつもと違う寝床、ましてや屋外となると落ち着いて眠れないのでは……?と不安を抱くかもしれませんが、その非日常感もまた、キャンプの楽しさです。
④遊ぶシーン
川遊びをしたり、釣りをしたり、野鳥観察をしたり、キャンプ場内を散策したり。自然のなかでしか楽しめなかったり、自然のなかだからこそ楽しかったりする、さまざまなアクティビティに没頭する時間です。
お呼ばれキャンプで道具を用意するべきシーンは?
先に挙げた4つのシーンのうち最後の「④遊ぶシーン」の道具は、お呼ばれキャンプではあまり考える必要はないでしょう。本格的なアクティビティであればレンタル品を使うのが主流ですし、初めてのキャンプで自前で遊び道具を揃えるのはハードルが高いです。
そのため、「①くつろぐシーン」「②食べるシーン」「③寝るシーン」の3種類が、道具を用意するべきシーンとなります。
そもそも、なぜ自分専用を用意したいのか?
友人が貸してくれたり、キャンプ場でレンタルができたりするのに、なぜわざわざ「自分で用意したほうがいい」となるのでしょうか?その基準は、主に衛生面と気分です。
衛生面は、直接肌に触れる道具で気になるものです。寝具類のように洗濯が大変だと、貸してくれた友人に余計な仕事を押しつける申し訳なさもあります。
気分面では、持っていると気分が上がるかどうかです。チェアやカトラリーなど、サイトに似たようなものがたくさん並んでいるなかで、自分専用があるとそれだけで嬉しくなります。
3つのシーンにおすすめのキャンプ道具
くつろぐ、食べる、寝る。この3つのシーンから、お呼ばれキャンプであっても自分で用意したいおすすめのキャンプ道具をシーン別に紹介します。あくまでキャンプ初心者向けの道具ということで、できるだけリーズナブルなものを見繕っているのでご安心ください。
くつろぐための道具
「①くつろぐシーン」で自分専用が欲しくなるのは、なんといってもチェアです。キャンプ中に長時間をすごすチェアは自分にフィットする座り心地やデザインがあり、多くのキャンパーが個性豊かなマイチェアを持っています。
ただし、チェアはメインで使うテーブルとの相性で2タイプに分けられます。天板が高いテーブルに合わせたタイプが「ハイチェア」で、天板が低いテーブルに合わせたタイプが「ローチェア」です。
▼チェアのタイプ
- ハイチェア 座面高:約40〜50cm
- ローチェア 座面高:約30cm程度
チェアを用意する際は、誘ってくれた友人のテーブルに合わせたタイプを選ぶ必要がありますが、近年の主流は座面高が低いローチェアとなっています。迷った場合は、脚の長さを調節してハイ・ローのどちらにも合わせられるアイテムを選ぶといいでしょう。
クイックキャンプ/折りたたみ 一人掛け ローチェア
木製のアームレストがキャンプ気分を盛り上げる、座面高が約32cmの折りたたみ式ローチェア。座面と背もたれに封入されたウレタンクッションが快適な座り心地をもたらします。室内にもなじむビジュアルなので、来客時の予備として自宅用にもおすすめです。
¥5,980
サイズ:約D59×W65×H72cm
収納サイズ:約D62×W65 ×H11cm
重量:約3.4kg
クイックキャンプ/折りたたみ 一人掛け ローチェア
コールマン/ツーウェイキャプテンチェア
脚の高さを2段階に調節できて、座面高を約31cmと約48cmで変えられるチェア。収縮式でパッと広げて展開するため、キャンプ場ですぐに腰掛けることができます。一脚あればローにもハイにも対応できるチェアとして、お呼ばれキャンプにうってつけです。
¥10,780
サイズ:約D55×W56×H67/84cm
収納サイズ:約D20×W20×H66/83cm
重量:約3.5kg
コールマン/ツーウェイキャプテンチェア
食べるための道具
「②食べるシーン」では、食器とカトラリーを自分専用で用意するのがおすすめです。
初心者なのだから割り箸と紙皿でいいという声もあるかもしれませんが、専用の食器を用意すれば、テーブルに並んだたくさんのお皿から自分の食べかけを見失うことを避けられます。
また、自宅でマイお箸を使う人が多いように、専用のカトラリーを使うと気分が上がって食事がもっと楽しめるでしょう。
ユニフレーム/UFシェラカップ300
食器にもコップにもクッカーにもなるキャンプの定番ツール。ステンレス製品に定評のあるユニフレームのシェラカップは、内側に目盛りがついて実用性を高めているのが特徴です。取り皿として使うだけで、キャンプ気分はいっそう高まります。容量は300ml。
¥1,210
サイズ:約φ11.9×W17.5×H4.1cm
重量:約90g
ユニフレーム/UFシェラカップ300
プリムス/キャンプファイア カトラリーセット
ステンレス製のフォーク、スプーン、ナイフがひとまとまりになったカトラリーセット。持ち手を肉抜きすることで軽量化が図られていて、いかにもアウトドアツールらしい見た目になっています。まとめるストラップがレザー製なのも、所有欲をくすぐるポイント。
¥2,530
サイズ:約 W18×H4cm
重量:約75g
プリムス/キャンプファイア カトラリーセット
スタンレー/クラシック真空マグ 0.35L
キャンプ用の保温・保冷製品で高い評価を受けるスタンレーの定番マグ。取り外し可能な樹脂製のフタを使って、ほこりや焚き火の灰から飲み物をガードできます。外気温の影響を受けやすいキャンプでは、飲み物の温度を保てる真空マグの使い勝手は抜群です。
¥4,290
サイズ:約φ9.9×W12×H10.8cm
重量:約285g
スタンレー/クラシック真空マグ 0.35L
寝るための道具
「③寝るシーン」では寝袋とマットの両方とも用意したいところです。どちらも直接肌に触れるものなので、まっさらな新品を使うと衛生面を気にかけずにすむのがメリット。より快適な寝床になるコットを用意する手もありますが、お財布には優しくないので、キャンプ初心者にはマットをおすすめします。
なお、寝袋を買う際は、快適(適正)温度や限界温度の表示に注意してください。基本的には、快適温度がキャンプに行く日の最低気温を上回っている寝袋を購入すれば問題ありません。
▼寝袋の性能表示
・快適温度:温かく快適に寝られる温度の限界
・限界温度:他に寒さ対策をして工夫次第で寝られる温度の限界
ロゴス/抗菌防臭 丸洗いサウンドリーシュラフ・2(枕ホルダー付き)
抗菌防臭効果で清潔に使える、封筒タイプの寝袋。適正温度は2℃で、避暑地などの夜が肌寒い地域でなければほとんどの季節に対応してくれます。少し大きめの収納袋が付属してしまいやすい点、大型洗濯機で丸洗いできる点も、キャンプ初心者に優しいポイントです。
¥8,800
サイズ:約D80×W190cm
収納サイズ:約φ26×W40cm
重量:約1.9kg
ロゴス/抗菌防臭 丸洗いサウンドリーシュラフ・2(枕ホルダー付き)
キャプテンスタッグ/EVAフォームマット56×182cm
発泡ポリエチレンとEVA樹脂でできたアウトドアの定番マット。両面を埋め尽くす凹凸が地面の突起を吸収して、柔らかな寝心地を実現します。エアーマットと違って広げるだけで設営が終了するうえ、破れてしぼんだりしない扱いやすさも、初心者にピッタリです。
¥6,050
サイズ:約D56×W182×H2cm
収納サイズ:約D56×W13×H12.5cm
キャプテンスタッグ/EVAフォームマット56×182cm
初めてのキャンプでも自分専用で気分を盛り上げよう!
自分専用の道具を用意することで、初めてのキャンプでもさらに快適に楽しめると思います。ただし、なにより大事なのは誘ってくれた友人と密に相談することです。
どの道具があったらよくて、どの道具がなくても困らないのか?どういう道具を買おうと思っているのかを話せば、キャンプ好きの友人は親身になって教えてくれるでしょうし、きっとおすすめの道具もいっしょに考えてくれるはずです。
そうして揃えた道具を持ってキャンプに行けたら、より心に残るキャンプになるに違いありません。
※掲載内容は、2024年3月現在の情報をもとに作成しています。ご購入の前に最新の情報をご確認ください。
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