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晴れの日のキャンプに必要なキャンプ道具の基本

キャンプといえば、日常生活から離れてアクティビティを楽しんだり、自然に没入したりするもの。「せっかくなら晴れた青空の下で楽しむのが一番!」とだれもが思うのではないでしょうか?しかし、あまりにも天気が良すぎると思わぬ危険が顔をのぞかせます。それが、熱中症です。
屋外で一日中活動して日差しを浴び続けるキャンプでは、熱中症の危険は日常よりも高まります。ましてや木陰が多い林間サイトではなく、日差しを遮るものがない芝生サイトなどでキャンプを楽しむ場合は、とくに気をつけなくてはいけません。
そこで本記事では、熱中症が気になる“晴れの日”に持っておきたいキャンプ道具を紹介していきます。

熱中症予防で大事な3つのポイント

太陽の光が降り注ぐ、夏の空のようす

気温が高くなる夏のキャンプでは、どれだけ熱中症に備えてもやりすぎということはありません。そして熱中症は、子どもも大人も関係なく、だれしもがかかってしまう可能性があるので、油断は禁物です。

以下の3つのポイントに気をつけながらキャンプをして、熱中症をしっかり予防しましょう。

①日差しの遮断

強い日差しが体に直射することで体温が上がるだけでなく、地面からの照り返しによる熱も熱中症の危険を高めます。テントやタープで日陰を作り、日光から逃げる場所を作るようにしましょう。

また、薄手で通気性の良い長袖のウェアを羽織ったり、通気性の良い帽子をかぶったりして直射日光を遮るのもおすすめです。熱中症対策になるだけでなく、過度な日焼けも防いでくれます。

②こまめな水分補給

暑い日にキャンプをしていると、知らず知らずのうちに大量の汗をかいてしまいます。こまめに冷たい飲み物を口にして体内の水分を補うだけでなく、体を内側から冷やすとよいでしょう。同時に塩分やミネラルを摂取することも忘れずに。

③涼しい環境づくり

日陰で風通しの良い涼しい環境をつくったり、体を冷やしたりすることも大事なポイントです。涼しい環境は体に熱がこもるのを防ぐだけでなく、体調に違和感を感じた時の避難先にもなります。

熱中症予防におすすめのキャンプ道具

湖畔の涼し気な環境にあるテントのようす

暑い日のキャンプで熱中症を予防するには、具体的にどんなキャンプ道具があればよいのでしょうか?上記の3つのポイントに沿った「日差しを防ぐための道具」「水分補給のための道具」「涼しくすごすため道具」に分けて、おすすめのキャンプ道具を紹介します。

日差しを防ぐための道具

日差しを遮るキャンプ道具といえばテントやタープですが、これらは幕体の生地の厚さや加工によって遮光性能が大きく異なります。メーカー独自の技術で日差しと熱を和らげるモデルもあるので、夏キャンプの熱中症対策に専用の一幕を用意しておくのがおすすめです。

コールマン/タフスクリーン2ルームエアー/LDX+

コールマンのタフスクリーン2ルームエアー/LDX+

遮光性に優れた生地でテント内の温度上昇を抑える「ダークルームテクノロジー」を採用した、2ルームタイプのテント。日光を90%もブロックすることで濃い影ができ、高いベンチレーション性能との相乗効果によって、リビングでも寝室でも涼しくすごせます。

¥119,900
サイズ:約 D365 × W610 × H220cm
収納サイズ:約 φ36 × W75cm
重量:約21kg
コールマン/タフスクリーン2ルームエアー/LDX+

 

ロゴス/トラッドキャンバス ソーラーヘキサタープ M-BB

ロゴスのトラッドキャンバス ソーラーヘキサタープ M-BB

日光を100%ブロックして熱を吸収する、「ソーラーブロック加工」の生地を用いたタープ。日光と日陰で最大−15℃の温度差実現をうたうなど、その性能は折り紙付きです。広々とした空間を確保するヘキサ型の幕体も、炎天下で涼むのにうってつけでしょう。

¥20,900
サイズ:約 D430 × W440cm
収納サイズ:約 D39 × W27 ×H5cm
重量:約1.8kg
ロゴス/トラッドキャンバス ソーラーヘキサタープ M-BB

水分補給のための道具

冷たい飲み物をいつでも口にできるように、大きめで保冷力の高いクーラーボックスやウォータージャグを持っていくとよいでしょう。ほかにも、クーラースタンドを使ってクーラーボックスの保冷力をさらに高めてあげるのも効果的です。

イエティ/クーラーボックス タンドラ65

イエティのクーラーボックス タンドラ65

フタやボディが継ぎ目なくモールドされた、とにかく頑丈なクーラーボックス。圧力注入された分厚い断熱材と高い密閉性により、保冷力も抜群です。大容量のこのクーラーボックスなら、冷たい飲み物をたくさん入れて熱中症に備えられるでしょう。

¥77,000
外寸サイズ:約 D43.8 × W77.8 × H40.6cm
内寸サイズ:約 D30.5 × W61.9 ×H30.5cm
重量:約13.2kg
イエティ/クーラーボックスタンドラ65

 

オンウェー/OW-435-BLK スタンド

オンウェーのOW-435-BLK スタンド

高さを3段階に変えられる折りたたみ式のクーラースタンド。載せるクーラーボックスのサイズに合わせて、取り出しやすい高さに調整できるのが便利です。熱中症対策にクーラーボックスに大量の飲み物を入れたとしても、耐荷重が120kgもあるので安心。

¥7,920
サイズ:約 D47 × W50.5 ×H31cm/D38.5 × W50.5 ×H40cm/D30.5 × W50.5 ×H45.5cm(使用時、3段階)
収納サイズ:約 D11 × W56 ×H19cm
重量:約2.3kg
オンウェイ/OW-435-BLK スタンド

 

スタンレー/ウォータージャグ 7.5L

スタンレーのウォータージャグ 7.5L断熱材が封入された、保冷力に優れるウォータージャグ。フタに設けられた栓を回すことで注ぎ口から出る水の勢いを調節できたり、注ぎ口を分解して洗えたりと、細かな配慮も嬉しいポイントです。7.5Lの大容量を活かせば、暑い日でも冷たい飲み物に事欠きません。

¥10,780
サイズ:約 φ29.7 ×H34.3cm
重量:約1.9kg
スタンレー/ウォータージャグ 7.5L

涼しくすごすための道具

熱中症対策には、サーキュレーターや扇風機のような電気を使った道具も積極的に活用しましょう。最近は電源サイトが整備されたキャンプ場も当たり前になりましたし、ポータブル電源を持っていく方も多いのではないでしょうか?もちろん充電式で電源が不要な道具も充実しています。

ほかにも気化熱などを利用してひんやりするウエアやタオルも暑い日のキャンプでは活躍するので、ぜひ身につけたいところです。

クレイモア/ファン V600+

クレイモアのファン V600+

最大風速で7時間、最小風速で32時間の連続運転が可能な充電式サーキュレーター。USB Type-C端子を備えるので、万が一電池が切れてもモバイルバッテリーで手軽に充電できます。熱のこもりそうな場所に設置して、空気をどんどん循環させましょう。

¥7,920
サイズ:約 D22.6 × W24.3 × H35cm
重量:約600g
クレイモア/ファン V600+

 

ギアエイド/クーリングタオル

ギアエイドのクーリングタオル水で濡らしてから絞って振り回すだけで、最大2時間もひんやりとした状態が続くタオル。キャンプ中は常時身につけて、体を少しでも涼しくするような使い方にピッタリです。メッシュ地の専用収納ケース付きで、濡らした後でも持ち運びやすくなっています。

¥3,080
サイズ:38 × 92cm
収納サイズ:14 × 18cm
重量:約91g(タオル)/23g(ケース)
ギアエイド/クーリングタオル

 

晴れの日のキャンプでも備えあれば憂いなし!

熱中症の危険があるとはいえ、抜けるような青空の下ですごすのはキャンプの醍醐味です。そうした事情を見越してか、各メーカーからは暑い日でも快適にすごすための様々な道具がリリースされています。

これらを上手に活用して、晴れの日でもアウトドアのフィールドを憂いなく満喫してください。

 

※掲載内容は、2024年3月現在の情報をもとに作成しています。ご購入の前に最新の情報をご確認ください。




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