プラナカンハウス

現地の情報

・言語
多民族国家シンガポールの公用語は、英語、中国語、マレー語、タミール語の4つです。国語はマレー語ですが、観光で行く場所のほとんどで英語が通じます。
ただしシンガポールで使われる英語は、通称「シングリッシュ(シンガポールとイングリッシュを掛け合わせた造語)」と呼ばれているほど、言い回しやアクセントに特徴があります。

学校で習った英語とは異なって聞こえることもあると思いますが、英語に自信がない方も正しい文法などは気にせず、思い切って英語で話しかけてみましょう!

・気候
赤道直下のシンガポールは、四季のない年中常夏の国。年間の平均気温は26〜27度の高温多湿で季節による気温の変動はほとんどありません。11〜2月が雨季、3〜10月が乾季です。

一般的には乾季の3〜10月がベストシーズンと言われていますが、乾季とは言え1日のうちに1〜2時間激しい雨が続きその後カラッと晴れるスコールは頻繁に降ります。日中は35度を超えて蒸し暑さを感じることも。
一方雨季は雨が増えますが、気温はやや下がります。

暑さが苦手な人は比較的過ごしやすい雨季に旅行をするのもおすすめです。

・交通機関
シンガポールはMRT(鉄道)やバス等の公共交通機関が発達しているので、大半の観光地へのアクセスが容易です。
移動の基本はMRT。現在6路線が開通しており、路線ごとに色分けされ駅には番号が付けられているため、旅行者にも分かりやすくなっています。

観光客専用のシンガポール・ツーリスト・パス(STP)を購入すれば、MRTやバスを乗り放題で利用可能。
午前8〜9時と午後5〜7時はラッシュアワーなのでご注意を。

・変換プラグ
シンガポールの電源プラグはBFタイプと呼ばれる角型3本のプラグです。
日本のAタイプの電源プラグは使用できないため、日本から電化製品を持って行く場合は変換プラグが必要です。

電圧は230Vと日本より高くなっていますが、最近の電化製品は世界各国の電圧に対応した製品が多く、スマートフォンやカメラといった一般的な旅行で使う電化製品には基本的に変圧器は必要ありません。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

渡航のための情報

・VISA
日本国籍の方は、レジャーや商用の場合のシンガポールの入国にはビザの申請は必要ありません。
ただし、電子入国カード・健康申告書(SG Arrival Card with Electronic Health Declaration)の登録が必要です。シンガポール到着の3日前よりオンラインで手続きすることができます。

※詳しくはシンガポール入国管理庁(ICA)のウェブサイトをご確認ください。
※時期によって追加で申請が必要になることがありますので、渡航前に必ず最新の必要手続きをご確認ください。

・おすすめの持ち物
雨具 - 乾季であっても、突然のスコールなど雨の心配は常につきもの。どの時期に渡航する場合でも雨具を持っていきましょう。日差しも強いので、日傘・雨傘兼用の折り畳み傘があると便利です。

羽織り物 - 常夏のシンガポールですが、室内はクーラーが効きすぎて寒く感じる場合があります。カーディガンなど、着脱しやすい上着を持ち歩いていると安心です。

ウェットティッシュ - シンガポールの観光で欠かせないホーカーズ(屋台街)。チリクラブや肉骨茶(バクテー)など手づかみで食べる料理も多いので、ウェットティッシュを持っていると重宝します。

・その他注意事項 罰金制度
景観や治安を保つために細かなルールがあることで有名なシンガポールの罰金制度。日本の感覚でついやってしまいそうなことも含まれており、罰金制度は旅行者にも適用されますので注意しましょう。

<罰金対象となる行為の一例>
シンガポールへのチューイングガムの持ち込み、所持
ゴミのポイ捨て
公共交通機関内・駅構内での飲食
横断歩道以外の場所で道路を渡る
喫煙所以外での喫煙

また、22時半〜7時までは公の場所での飲酒は禁止です(レストランやバーなど特別な許可を得た場所を除く)。
その時間帯はコンビニやお酒を扱う販売店でのアルコール類の販売も禁止されていますので、ホテルの自室で夜お酒を飲みたい場合は、早めに購入しておきましょう。

※罰金の対象となる行為は他にもあります。渡航前に必ず最新情報をご確認ください。
※喫煙に関して特に厳しく罰則がありますので、喫煙者の方は渡航前に必ず最新情報をご確認ください。

インフィニティプール

まとめ

小さな国土にたくさんの魅力が詰まったシンガポールは、初心者でも安心して旅行できる渡航先です。基本情報をおさえ、充実したシンガポール旅行をお楽しみください。