収納グッズでも収納できない!?
さて、スッキリと片づいた友人の家から戻った私は、一念発起!私の家も綺麗にしてやるぞ~と、100円ショップで、カゴやラックをせっせと買い出し、いざ、お片づけ開始!
最初はキッチン下から。コンロ下の開き戸スペースに、友人宅を真似て、コの字ラックを設置。中に入っていたものを収めようとしたら、ありゃー!全部入らない!なぜ?どうして?おかしいわ。
ここがダメなら、次は洗面所!ここでも、憧れのコの字ラックを洗面下に設置してみるのですが、あら?ここもうまく入らない!入りきらないわ!どうして?・・・私ってセンスなし?
上へ上へ逃げていく荷物
当時の私は『お片づけ=モノを収納すること』と信じ『整理=不要なモノを取り除く』という作業の必要性を知らず、そのまま諦めてしまいました。100円ショップの収納グッズや、ラックをいくら用意しても、まずは不要なモノを“取り除く”ことができないと、空間が片付くことはないのです。でも、実際に私がそのことに気づくのはもう少し先のお話・・・。
その後はまた元の散らかった空間で生活していましたが、娘が成長し、何でも口に入れちゃう時期が到来。床に放置してあった“アブナイモノたち”を子供たちから遠ざけねばならなくなり、とりあえず、買ってあったカゴたちに、床のモノを放り込み、子供たちの手の届かぬ所に避難させ、ほっと一息。床にモノはなくなりました。が、そのカゴたちは、彼女の成長に合わせ、上へ上へと昇って行っただけだったのです。