飛行機に乗り遅れてしまった時の対処方法とは?
夏休みにシカゴ乗り換えで、カナダへ海外旅行を考えています。 乗り換えは初めてなのですが、もし乗り換えや、帰りの飛行機に乗り遅れてしまった場合はどのように対処すればいいのでしょうか?
乗り継ぎで慌てないようにアナウンスに注意しましょう。国際線は2時間前に空港へ!
海外乗り継ぎで以遠に行く場合、乗り継ぎが上手にできるのか誰でも不安になります。搭乗ゲートが変更になることも多いので、乗り継ぎ時には空港アナウンスに耳を傾け、掲示されたフライト案内をこまめにチェックするようにしましょう。
通常、国際線から国際線への乗継ぎ、もしくは国際線から国内線への乗継ぎには、最低乗継時間(ミニマム・コネクティング・タイム)が定められています。それより短い時間での乗継ぎは認められていませんし、時間内で処理できるように空港が機能しているのです。もし機材不良などの理由で大幅に経由地への到着が遅れ、上手く乗り継げなかった場合、到着が遅れた航空会社が代替便を案内するので、それに従うようにします。場合によっては次発便が翌日以降のこともあるので、その場合はホテル代などが補償されるケースも。ただし天変地異などの理由では補償されず、実費でホテルを探すなどのリスクがあります。
40分を切っての国際線チェックインは搭乗を断られるのが一般的で、航空券の種類によってはペナルティを支払わなくては別の便への振替えができません。国際線の搭乗には最低でも2時間前、できればそれより前に空港へ到着するよう心がけましょう。特に年末年始は空港が混雑しているため、入国審査などに長い列ができ、搭乗時間に間に合わない場合もあります。海外では、遅れた人の搭乗を待たずに出発・離陸するケースもあるので注意しましょう。
観光ジャーナリスト 千葉千枝子
日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。
旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。
【URL】 | http://www.longstaystyle.com/ |
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【経歴】 | 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。 |
【著書】 | 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。 |
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