高齢者と温泉に入る際の注意点とは?
今度、祖母を連れて、家族で温泉旅行に行く予定を立てています。祖母は自分で歩くことができるのですが、足腰が弱く、温泉に入れるか心配をしております。高齢者を連れて銭湯や温泉で入浴する際の注意点を教えてください。
心臓の遠くから肩に向けて「かけ湯」をしてから、ゆっくり入りましょう
例えばどんなに有名で評判の良い風呂でも、風呂までの動線が長かったり、階段が多かったりすると高齢者には利用しづらい施設かもしれません。ホテルや旅館などでは、客室から風呂までどの程度移動するのか確認しておきたいところです。
高齢者の方の中には熱いお湯を好む方も多いのですが、入浴中の脳卒中や心臓発作を防ぐためにも、まずは手や足など心臓の遠くから肩に向けて「かけ湯」をしましょう。また外気温との差が激しいと急激な血圧の上昇など、体にかかる負担も大きいため危険です。冬場などはいったん脱衣所で体を少し温めてから入浴するようにし、湯船に入る際もゆっくり座るようにすると良いでしょう。
早朝、深夜の入浴はできるだけ避け、一人ではなく誰かが一緒に入浴するようにすれば安心です。湯の温度も41度程度までの方が安心ですが、どうしても熱めの湯をということであれば、時間は短めにするなど工夫を。入浴中はこまめに休憩をとり、前後の水分補給も忘れずに。
また足元が滑りやすくなっているため、浴室だけでなく脱衣所を歩く際も注意しましょう。湯船の水深が深かったり、段差が大きい場合は手すりにしっかりと手をかけて、ゆっくりと入りましょう。濁り湯や暗めの照明になっている風呂も足元に注意です。
足腰が弱く、不安が大きいようでしたら、家族風呂や貸切風呂などの利用を検討しても良いでしょう。
旅行ジャーナリスト 小暮祥子
安全で楽しい家族旅行・レジャーのお手伝いをします。
旅行ジャーナリストとして安心で楽しい家族旅行・子連れ旅行をご紹介しています。旅先では様々なトラブルに遭遇することがあります。事前の準備をしっかりして安全な旅行をお楽しみください。
【URL】 | Travel with kids http://www.travelwithkids.jp/ |
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【資格】 | 国内旅行業務取扱管理者、 厚生労働省認定 温泉入浴指導員・温泉ソムリエ |
【メディア】 | All About「家族旅行・子連れ旅行」「伊豆・熱海」、 こどもと一緒に旅しよう!(子連れ旅NEWS、コラム)など連載多数。 |
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