温泉や銭湯で貴重品の盗難に遭った時の対処方法とは?
先日、温泉に行った時、脱衣所に時計を置いていました。貴重品を置いてしまった自分もいけないのですが、入浴が終わり脱衣所に戻ると時計がなくなっていました!盗難の可能性が高いと思うのですが、このような場合はどのように対処したらいいのでしょうか?
貴重品は鍵のかかるロッカーや貴重品専用ボックスへ保管しましょう
温泉や銭湯の脱衣所で盗難に遭ってしまった時は、気づいた時点でフロントまたは施設内にいるスタッフに申し出るようにすべきですが、多くの場合、脱衣所での貴重品の管理は自己責任である旨が施設内の注意書きとして書かれており、また利用約款にも記されていることがほとんどです。明らかに施設側の過失がない限り責任を問うことはできないと考えておいた方がいいでしょう。それでも警察には事実は伝えて、盗難届を出しておきましょう。
このような事態にならないためには、まずは脱衣所には不要な貴重品を持ち込まないことです。そして大切なものは鍵のついたロッカーやコインロッカーを利用し、貴重品については貴重品専用ボックスなどがあればそちらを利用するようにしましょう。自分で暗証番号を入れるタイプのものは、周りの人に見られないように気をつけることも大事です。
間違っても貴重品を籠の中にむき出しで置くような不用心なことはしないようにしましょう。ただし、温浴施設の脱衣所は鍵のかかるロッカーがない場合も。旅館などであれば貴重品はフロントに預けて入浴することもできますが、小さな温泉施設などは、実際に鍵や携帯電話などの置き場に困ることも多いです。フロントに預かってもらえないか相談したり、また複数人で行く場合は順番で荷物を見ているようにするなどの工夫も必要です。
旅行ジャーナリスト 小暮祥子
安全で楽しい家族旅行・レジャーのお手伝いをします。
旅行ジャーナリストとして安心で楽しい家族旅行・子連れ旅行をご紹介しています。旅先では様々なトラブルに遭遇することがあります。事前の準備をしっかりして安全な旅行をお楽しみください。
【URL】 | Travel with kids http://www.travelwithkids.jp/ |
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【資格】 | 国内旅行業務取扱管理者、 厚生労働省認定 温泉入浴指導員・温泉ソムリエ |
【メディア】 | All About「家族旅行・子連れ旅行」「伊豆・熱海」、 こどもと一緒に旅しよう!(子連れ旅NEWS、コラム)など連載多数。 |
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