アウトドアやキャンプでブヨに刺された時の対処方法とは?
去年の夏に友人が、川辺でBBQをしていた時にブヨに足を刺されたそうです!痕が残ってとても痛そうでした。私も今年の夏にキャンプにでかけるのですが、どうやってブヨ対策をすればいいのでしょうか?またブヨに刺された時はどのように対処すればいいのでしょうか?
ブヨ予防には長袖長ズボンでの防御とハッカ水が効果的です
ブヨはハエより若干小さく、体調3~5cm程度の吸血性の虫です。ブヨは都会ではあまり見かけませんが、芝生のきれいな夏のキャンプ場やゴルフ場などでよく見かけます。ブヨの幼虫は小川や渓流で育ち、きれいな水辺を好むため、釣り人などは沢沿いでもよく目にすることでしょう。
ブヨに刺された経験のある方はご存知と思いますが、刺されると言っても「蚊」とは比べ物になりません。ブヨに刺されると猛烈に痒いだけでなく、人によっては歩行が困難になるほどの腫れや痛みの症状が出たり、発熱を伴ったりすることもあります。特にアレルギーを持つ人は重症化する場合があるので注意しなければなりません。
怖いのが、ブヨは靴下を履いていても服の上からでも刺してきます。また、刺された瞬間はそれほど痒くもなく軽く見てしまうと、翌日になって急に痒くなったり、腫れあがったりしてびっくりします。
■ブヨに刺されないための予防策とは
まずは防御が大切です。先にも書いたようにブヨは薄手の生地では服の上から刺すため、厚手の長袖長ズボンを着用し、肌の露出を避けるようにします。虫よけスプレーを使ってもブヨにはあまり効果がありません。
ブヨ対策には「ハッカ水」を使うのがおすすめです。ドラッグストアなどで買うことのできるハッカ水やハッカ油の原水を適度に希釈してスプレーボトルに入れて使います。
■ブヨに刺された時の対処法
それでも、もしブヨに刺されてしまったら、その時には刺された場所を指でつまんで、できるだけ毒液をしぼり出します。ブヨに刺されると、痛みはたいしたことがなくても出血することがあり、このように爪を立ててつまむと血も出てきてしまいますが、ここでいかに出せるかで、あとあとのかゆみや痛みを軽減できます。
これにはポイズンリムーバーという毒液を吸引作用で抽出する器具も販売されていますので、夏のアウトドアレジャーには一つあると安心です。痛みを抑えるには氷などで冷やすしかありません。ブヨに刺されたらひどくなる前に早めに病院へ行きましょう。
旅行ジャーナリスト 小暮祥子
安全で楽しい家族旅行・レジャーのお手伝いをします。
旅行ジャーナリストとして安心で楽しい家族旅行・子連れ旅行をご紹介しています。旅先では様々なトラブルに遭遇することがあります。事前の準備をしっかりして安全な旅行をお楽しみください。
【URL】 | Travel with kids http://www.travelwithkids.jp/ |
---|---|
【資格】 | 国内旅行業務取扱管理者、 厚生労働省認定 温泉入浴指導員・温泉ソムリエ |
【メディア】 | All About「家族旅行・子連れ旅行」「伊豆・熱海」、 こどもと一緒に旅しよう!(子連れ旅NEWS、コラム)など連載多数。 |
※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。