ゴルフボールを人に当ててしまった時の対処方法とは？

ゴルフ場での打球事故は多く報告されております。

トーナメントの前日に行われるプロアマ大会でも事故があったりするほどで、ケースとしては珍しくありません。ゴルフボールは１０ｔの衝撃にも耐えられる様に作られている、とても強度が強いものです。十分打球の行方には気をつけて、もし隣のホールに打ってしまった場合はボールが着地する前に大きい声で「フォア」（前方・前面という意味で、ゴルフ場では前にいると危険という意味で使います）と声をかけるなどして注意を促してあげましょう。

さて実際に当ててしまった場合ですが、当たり所が悪く、その場で動けないほどの重大な事故になってしまった場合は、ただちにプレーを中断してゴルフ場のスタッフと連絡を取りましょう。コース内に救急車が入ってくる場合もありますので、できるだけその場所（何番ホールの二打目地点など）の詳細な情報も同時に伝えて下さい。軽傷の場合でもなるべくプレーは続行させずに一度、医師の診断を仰ぐのがベストかと思います。

賠償についてですが、もし通院など相手側に費用が発生する場合は保険を使う事になります。

その場合、ゴルフ場で発行される【事故報告書】をもらわないと適用になりませんので、軽傷でも必ずゴルフ場に届け出て事実を告げて下さい。

後日、事故証明書を取ろうとしてもゴルフ場側が事実を把握してないと発行されない場合がほとんどです。なるべく事故に遭う事は避けたいですが、どこからボールが飛んで来るとも限りません。多くのゴルフ協会や団体は必ず帽子を着用して少しでもケガの緩和になる様に心がける事を推奨しております。