唇の乾燥を予防する方法とは？

唇には皮脂を分泌する皮脂腺がないため、もともと乾燥しがちで荒れやすい部分です。さらに乾燥が進む原因としては、身体の内側からのものと外側からのものが考えられます。

身体の内側からの原因としてまず考えられるのは、ビタミン不足や水分不足です。

ビタミンは、肌や粘膜を健康に保つために必要不可欠な栄養素です。特にビタミンB2は、不足すると唇の荒れにつながることも。バランスのよい食事を基本に、サプリメントをプラスするなどして、ビタミンを補給しましょう。また、体内の水分が不足していると、唇も乾燥しやすくなります。冷たい水を摂りすぎると身体を冷やしてしまうので、常温または温かくした水やお茶をこまめに摂り、身体の内側からもうるおいを補給するといいでしょう。

外側からの原因としては、空気の乾燥や紫外線、唇をなめるクセなどが考えられます。

乾燥や紫外線によるダメージを防ぐには、紫外線防止効果のあるリップクリームを塗るのがお勧めです。外出先にも携帯して、乾燥が気になったらすぐケアしましょう。また、唇をなめると、水分が奪われ余計乾燥してしまいます。乾燥が気になるときにやってしまいがちですが、逆効果なので気をつけましょう。

また、口紅やグロスなどのメイク製品が刺激になっている可能性もあります。メイクする前にもリップクリームを塗り、唇を潤すと同時に保護しましょう。また、メイクを落とす際には、唇にもクレンジング剤をつけて丁寧に落とし、洗い流した後は肌と同じように化粧水や乳液をなじませてください。

唇は、他の皮膚と異なりターンオーバーが早いので、ケアによる効果がすぐに現れやすい部分でもあります。適切なケアで、潤いに満ちたふっくら唇を保ちましょう。