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転校の方法とは?

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主人が仕事で転勤になり、家族揃って引っ越しをすることになりました。我が家には、中学2年生と小学5年生の子供がいるのですが、他県へ転校するにはどのような手続きが必要なのでしょうか?

「在学証明書」「教科書給与証明書」「入学通知書」の取得を忘れずに

● 在籍する学校へ連絡をする

引っ越しをすることが決まったら、在籍している学校へ連絡をして、「在学証明書」「教科書給与証明書」を発行してもらいます。手続きの手順や他の生徒に知らせるタイミングなどわからないことは、担任の先生に相談してみましょう。現在通っている学校から次の学校への引き継ぎ等がスムーズに進められるよう引っ越しが決まったら、早めに伝えることをおすすめします。


● 転入届と同時に市区町村で手続きをする

引っ越しを済ませたら、新しく住む市区町村に転入届を提出する必要がありますが、それと同時に転校の手続きも済ませてください。転入手続きをすると、就学年齢の子どもがいる場合は「入学通知書(就学通知書)」が発行されます。転校の際に必要となる書類ですので、必ず忘れずに受け取ってください。

ちなみに、同じ市区町村内での引っ越しの場合は、転居届の提出時の手続きとなります。また、住所が変わっても学校が変わらない場合は、「入学通知書」の発行はありません。学校に住所が変更したことを伝えましょう。


● 新しく通う学校へ書類を提出する

新しく入学する学校へ「在学証明書」「教科書給与証明書」「入学通知書」を提出すれば、転校の手続きが完了です。これで新しい学校に通うことができますが、引っ越しが決まった時点でできるだけ早く、新しく通う学校にも自分から連絡を入れておきましょう。その他に必要な学校独自の書類や、お子さんが通うために必要となる教材や持ち物等も確認できて安心です。

なお、手続き方法や書類の名称は市区町村によって異なる場合がありますので、詳しくは市区町村のホームページで確認するか、直接お問い合わせください。


● 私立小学校・中学校の転校は?

私立学校への転校を希望する場合は、それぞれ手続き方法が異なります。入学を希望する学校や市区町村の教育委員会へ問い合わせをしてください。


暮らしのコラムニスト 河野真希

筆者の写真

暮らしの中の“困った”を解決するお手伝いをします。

WEBや雑誌等を通じて、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案しています。暮らしの中で突然起こるトラブルをすばやく的確に解決して、毎日を安全・安心に過ごしましょう。

【URL】 河野真希オフィシャルサイト http://kawano-maki.net/
【メディア】 「MEN'S NON-NO 」(集英社)、「女性セブン」(小学館)、「月刊SPA」(扶桑社)、日本経済新聞、朝日新聞、「ズームイン!!SUPER」 (日本テレビ)出演など多数。
【著書】 「ひとり暮らしの季節ごよみ」(祥伝社)
【監修】 「はじめよう!気持ちのいい暮らし」(PHP研究所)、「これで解決!ひとり暮らしのQ&A」(主婦の友社)他

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