魚の骨がのどに刺さった場合の対処方法とは?
昨夜焼き魚を食べていたら、のどに骨が刺さってしまったようです。ご飯を飲み込んだりしてみましたがなかなか取れず、チクチクしていて不快です。のどに刺さった魚の骨を抜く方法を教えてください。
ご飯の丸のみはNG! 取れないときは耳鼻咽喉科へ。
■ご飯を飲み込むのはNG
魚の骨がのどに刺さってしまったとき、ご飯などをそのまま飲み込むと取れると昔から言われていましたが、骨が深く突き刺さってしまうことがあるため、やめた方がいいようです。
口を開けて見たときに魚の骨が見えるところにあるようであれば、ピンセットで取ってもいいでしょう。ただし、自分1人では難しいので家族に協力してもらうなどして、くれぐれも無理はしないようにしてください。
■痛みが続く場合は、耳鼻咽喉科へ
のどに刺さった魚の骨は放っておくうちに自然と取れていることがよくあります。しかし、何日も痛みや違和感が続くようであれば、放っておかずに早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。長い間放っておくと喉が腫れてきたり、発熱することもありますので気をつけてください。
子どもが魚の骨をのどに刺さないように、小さなうちは食べる前によく取り除いてあげるといいでしょう。最近は骨が取り除かれた『骨なし魚』もスーパーなどでよく見かけます。
もともとは高齢者向けの食事や病人食に使われていたものですが、魚の骨がうまく取り除けない子どもにもおすすめです。また、魚を食べるときには「骨があるかもしれない」ことを伝え、よく噛んで食べるように言いましょう。
暮らしのコラムニスト 河野真希
暮らしの中の“困った”を解決するお手伝いをします。
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【メディア】 | 「MEN'S NON-NO 」(集英社)、「女性セブン」(小学館)、「月刊SPA」(扶桑社)、日本経済新聞、朝日新聞、「ズームイン!!SUPER」 (日本テレビ)出演など多数。 |
【著書】 | 「ひとり暮らしの季節ごよみ」(祥伝社) |
【監修】 | 「はじめよう!気持ちのいい暮らし」(PHP研究所)、「これで解決!ひとり暮らしのQ&A」(主婦の友社)他 |
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