トラブル解決術

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自転車でトンネルを走行する方法とは?

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最近、自転車で通勤する人が増えており、私も健康のために実践しようと考えております。ただ、私の家から会社に向かう間に長いトンネルを超えなくてはいけません。自転車でトンネルを通過したことがないのですが、そもそもトンネルは自転車で走ってもいいのでしょうか?また、安全にトンネル内を走行する方法も教えてください。

自転車を含む軽車両の通行が認められているか確認

自転車に乗って走る上で、最も恐怖を感じるのがトンネルです。中でも自動車の走行空間を確保することだけ考えて作られている幅員の狭いトンネルは待避スペースもなく危険です。トンネルに入る前に自転車を含む軽車両の通行が認められているか確認しましょう。


入口に標識がない場合は通行可なので、必ずライトを点灯させて進入します。出口が見えている短いトンネルなら一気に走り抜けることも出来ますが、出口が見えないトンネル内は照明が点いていても暗いのでドライバーから視認しやすくするために、あらかじめ尾灯や反射材などは多めに付けておくことをお勧めします。トンネルが連続しているルートでは点けたり消したりが煩雑になり、点け忘れると危険なので点けっ放しにしておきます。ここでも車道の左側端を自動車と同じ向きに走りますが、あまり壁ギリギリの所を走ると雨水がしみ出してぬかるんでいることがあるので少し離れて走ります。歩道があれば歩道上を徐行した方が安全です。ただし歩道を歩く人がいる場合は自転車から降りて押しましょう。


軽車両通行止めの標識がある所には測道があって、トンネルを通らずに迂回できるようになっています。測道はトンネルが出来る前に使用されていた旧道であるケースが多いのですが、中には整備がされずに路面が荒れている場所もありますので、注意して進みましょう。それでも、暗くて狭い上に排気ガスを吸わされるトンネル内に比べれば、遥かに走りやすいです。


自転車ツーキニスト 内海潤

筆者の写真

交通ルールをしっかり守って、安全で楽しい自転車ライフを。

自転車はエコで健康的な乗り物です。手軽な反面、そのルールがあまり知られていないという事実もあります。正しい交通ルールを知って、安全な健康的な自転車ライフを送りましょう。

【URL】 TOKYOツーキニスト http://tokyo-tookinist.com/
【経歴】 NPO法人 自転車活用推進研究会 理事、 練馬区自転車駐車対策協議会 委員
【メディア】 TBS「はなまるマーケット」、フジテレビ「スーパーニュース」、 テレビ朝日「ワイド!スクランブル」などテレビ出演多数。

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