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今日からできる節約術!食材まとめ買いのコツとは?

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最近食費の節約のために自炊を始めたのですが、安さにつられて食材をまとめ買いして結局無駄にしてしまうことがよくあります。まとめ買いに向く食材、向かない食材ってあるのでしょうか。食費の節約につながる食材まとめ買いのコツがあれば教えてください。

まとめ買いのポイントは、献立作り・冷凍・買い過ぎないこと。

自炊の食費を節約するためには、食材を安く手に入れ、上手に保存し色々な方法で調理するのが鉄則。食材を安く手に入れる一番効率的な方法は、まとめ買いです。このお得なまとめ買いのコツをご紹介しましょう。


■冷蔵庫の中を把握しよう

あなたは冷蔵庫の中にある冷蔵、冷凍、調味料などの全ての食材について把握していますか?今では、スマートフォンのアプリで冷蔵庫の中を管理できるものがあります。このようなツールを使って、冷蔵庫の中身を把握し、食材のリスト化から始めましょう。このリストを見ながら買い物をすると、食材を重複して買ってしまうこともなくなります。


■毎日調理なら1週間単位、週末調理なら1か月単位で

まとめ買いをする時は、ある程度の期間で予算を決めておきましょう。なんでもかんでも買っていては、節約どころか使い過ぎになってしまいます。毎日自炊する人は1週間単位で、週末だけという人は1か月単位で予算を考えましょう。数回の食事を予算範囲内で作るのが一番簡単で実行しやすいと思います。


予算が決まったら、おおまかなメニューも考えましょう。献立が決まれば買い物リストもできますね。あとは、買い物当日、予算範囲内で食材を選んでいけばいいことになります。とはいっても、この献立を考えるのが難しいところ。


■献立作りは、冷蔵庫の中、特売品、旬の野菜から

献立作りのコツは、ズバリ、冷蔵庫の中にあるもの、特売品、旬の野菜から考えることです。冷蔵庫リストから献立を考えれば、食品が腐って破棄するということも防げます。また、メインとなる肉や魚などは特売品を利用しましょう。まとめて買って、冷凍すると更に節約効果が期待できます。


野菜は旬の野菜をとることをこころがけて。安価で入手できるのはもちろん、栄養価も高く季節も感じることができます。節約だけでなく健康にも気をつかいたいですね。


■冷凍は、小分け、下処理が重要

冷凍はちょっとしたコツを知っておくと、美味しく食材を調理することができます。肉や魚は、下味をつけておくといいですよ。酒、味噌、麹(こうじ)など好みの下味をつけておきましょう。その後、1回分ずつ丁寧にラップで包み、空気に触れないように冷凍用バッグにいれて冷凍します。解凍後に焼くだけで、立派な1品に。


実は野菜も冷凍ができるんです。ブロッコリーやほうれんそうなどの葉物は、軽く茹でてから冷凍。少量でも使えるように、平たく箸で切れ目を作っておくと便利です。トマトはへたをとってそのまま冷凍します。スープや煮物に使えて、とても美味しいですよ。きのこ類はほぐして冷凍しましょう。数種類を混ぜればミックスきのこの出来上がりです。そのまま炒めたり、スープにも使えます。


玉ねぎ、にんじんなどは薄くスライスしてから冷凍すればOK。じゃがいもは小さ目に切ったものを茹でて、冷凍しましょう。これらの食材があればカレーや肉じゃがもすぐに作れますね。特売や旬の野菜をまとめ買いして保存すると、食費が減ること間違いなしです。


■買いすぎに注意!

まとめ買いでやりがちなのが、買いすぎです。特に、缶詰や調味料、乾物、粉類などは安いからと、ついつい買ってしまいがち。必要以上のものにあふれ、賞味期限切れになってしまってはお得どころか損をしてしまうことにもなりかねません。くれぐれも買いすぎには注意しましょう。


ちょっとした工夫で、まとめ買い節約生活ができますよ。実験感覚で楽しみながら始めてみませんか?


ファイナンシャルプランナー 福一 由紀

筆者の写真

今後必要になるお金とその準備の方法についてご紹介します。

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【URL】 マネーラボ関西 http://www.money-lab.jp/
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