結婚式・披露宴の招待状の返信方法とは?
初めて友人の結婚式に参列することになり、先ほど招待状が届きました。おめでたいことなので、失礼のないように返信をしたいと思っているのですが、結婚披露宴の招待状における返信方法やマナーについて教えてください。
招待状はフォーマルなもの、返信の際も型を大切に記入しましょう。
初めての結婚式、披露宴の参列はなれないことが多く緊張するかもしれませんが、これからの人生で何度か必要となるマナーですので、これを機にきちんとした知識を身につけましょう。
まず、招待状が届いたら、日程・場所を確認して出席できるかを判断します。出席できる場合は「出席」を丸で囲み、「欠席」を取り消し線で消します。取り消し線は定規などを使い、まっすぐ二重線を引きます。返信ハガキにあらかじめ印刷されている敬称等は全て取り消し線で消します。加えて、「出席」の前に「慶んで」「謹んで」、後に「させていただきます」という言葉を添えて、文章にするとよいとされています。
出欠欄の下には、お祝いのメッセージをひと言添えましょう。ここは型どおりなものよりも、自分らしい言葉で伝えても問題ありませんが、新郎新婦やその両親が見る場合もあるので、内容には注意をして。宛名面にも注意をしましょう。宛先の末尾には敬称はついておらず、「行」となっています。これを取り消し線で消して「様」を脇に書きます。初めての場合、少し面倒に感じるかもしれませんが、ルールが分かれば難しくはありません。下のイラストを参考に返信しましょう。
やむを得ず欠席をする場合、ハガキだけで欠席と伝えるのはよろしくありません。欠席の際のマナーもきちんとチェックしておきましょう。
「結婚式・披露宴の招待状を欠席で返信する場合のマナ―とは?」はこちら
https://park.sompo-japan.co.jp/japanda_ch/japanda-ch/kankon/marriage/700079.html
また、招待状を返信する際には、返信期日に遅れないように、出欠がわかったら早めに投函するようにしましょう。返信期日は招待状の追記などに記載されています。最近では招待状を受け取ってすぐにメールなどで新郎新婦とやり取りすると、つい返信ハガキの投函を忘れてしまいがち。同時進行でハガキの返信準備もするようにしましょう。
記入の際には、鉛筆、シャープペン、消せるペンで書くのはNGです。黒または紺のインクのペンで書きます。招待状はフォーマルな手紙なので、返信ハガキもフォーマルな書き方を心掛けるようにしましょう。
■招待状の返信方法
ウエディングナビゲーター 清水 恩
結婚式や披露宴の準備に役立つ情報をご紹介します。
自分たちだけでなく、家族にとっても大切な結婚式。夢や希望はもちろんですが、どんな段取りで結婚式の準備を進めればよいのか、わからないことだらけですよね。でもせっかくの一生に一度のビックイベント!準備も楽しみながら進めていきましょう。
【URL】 | http://www.prima-fraucommunity.com/ |
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【経歴】 | プロデュース会社を経て独立。コンサルティングやプランナー養成に従事し、2007年に Prima! を立上げフリーウェディングプランナーとしての活動を開始。カウンセリングから希望のスタイルに導くウェディングサポートに定評がある。結婚式に関する執筆や監修でも活躍中。 |
【メディア】 | 監修:「自分婚」(講談社)、「日本の結婚式」「日経レストラン アニバーサリー&ウェディング」など多数 |
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