七五三の3歳の服装とは?
今年、子どもが3歳の年になり、七五三を控えています。七五三のお祝いに合わせて、どのような服を用意すればよいのでしょうか?
正式には和装。洋装の場合は、品を大切にしておしゃれをしましょう。
■七五三の3歳の服装 和装編
正式な七五三のお参りの服装は和装になります。3歳の女児はお宮参りの時に着せた着物を仕立て直し、袖なし襟付きの「被布(ひふ)」を着て髪飾りをつけるのが一般的です。被布は、洋服でいうベストのようなもので、着物の上からスッポリと被ることができるので、帯がなくても問題ありません。
足元は、着物に合わせて草履になりますが、幼い子にとって草履は疲れるので、移動用にはきなれた靴を用意しておくとよいでしょう。また着替えに関しても、慣れない着物に途中で嫌がる場合もあるので、着替えの洋服を用意するようにしましょう。
■七五三の3歳の服装 洋装編
洋装の場合はワンピースやドレスなど、普段よりもおしゃれなものがおすすめです。晴れの日ですので、普段着とは差が出るような手がかけられた工夫が必要ですが、「品」も大切です。シックで上品な紺色のベルベット地のドレスなど素敵です。髪飾りやリボン、カチューシャなどフォーマル感がヘアスタイルにも出るようにおしゃれしてくださいね。
また、晴れ着は一式が10万円以上するものなど、とても高価なものが多いのも事実。他には演奏会や発表会などくらいしかなかなか着る機会もないと思いますので、貸衣装レンタルを利用なども検討してもいいかもしれません。
■両親や家族の服装
お母様など付き添いの人の服装は、子どもが正装の場合、母親や祖母も訪問着などの和装にするのが正式ですが、最近は洋装も人気なのでその場合はスーツなどでもかまいません。お父様など男性はダークスーツがベターです。
詳しい両親や家族の服装についてはこちらをご確認ください。
「七五三での両親の服装とは?」はこちら
https://park.sompo-japan.co.jp/japanda_ch/japanda-ch/kankon/marriage/700053.html
マナー研究家 住友淑恵
子供の成長を喜ぶ「お祝い事」について、わかりやすく解説します。
身内や親しい人をお祝いするとき、近い関係だからこそ、気遣いたいと思うものです。その反面、初めての経験に、どのようにお祝いすればよいのか迷うことも多いかもしれません。子どもの誕生と成長は、見守るもの全ての気持ちを温かくしてくれるもの。節目で祝い事をすることは、子どものためだけでなく、周りの大人のためでもあるかもしれません。日本に伝わる祝い事の基本をご紹介し、お祝いのときを皆が幸せに過ごせるようお手伝いをしたいと思っています。
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【メディア】 | 「スッキリ」(日本テレビ)、「shibuya DEEP A」(NHK)、「アイラブママ」(インフォレスト)、「InRed1月号」(宝島社)他多数 |
【著書】 | 「決定版一生使える!冠婚葬祭のマナー」(PHP研究所)「男の「デキ顔」術」(グラフ社)「美人はカタチでつくられる(文庫版)」(メディアファクトリー)他多数 |
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