中古車購入するときの必要書類や準備方法について解説します

中古車を購入して納車するまでに必要となる書類は新車と変わらず、主に以下の通りです。

中古車とひとことでいっても、普通自動車と軽自動車かどうかによって必要書類は異なります。ご自身で用意が必要な書類は普通車の場合は「実印」と「印鑑証明書」、軽自動車の場合は「認印」と「住民票」です。他の書類においては、販売店が用意してくれるケースが多いので、購入時の案内に従って準備すれば問題ありません。

ここでは、普通自動車・軽自動車を購入する際に必要な書類を準備する方法や手順について説明します。

普通自動車を購入する場合は、実印と印鑑登録証明書が必要です。そのため、実印を持っていない場合は作成をしなくてはなりません。また、印鑑登録を行っていない場合、役所で実印を登録したあとに印鑑証明書を取得する流れが一般的です。実印を登録する際には、本人確認書類も必要となるため用意しておくようにしましょう。

軽自動車を購入する場合は、印鑑証明書の代わりに住民票の写しが必要です。役所やコンビニで取得できます。
※コンビニで発行する際はマイナンバーカードが必要です。

必ず自分で用意しなくてはならない書類以外は、中古車販売店が代わりに用意してくれるケースがあります。この場合に発生する代行手数料が適切かどうかも確認をしましょう。

販売店に依頼せずに自分でその他必要書類を用意する際は、書類の有効期限が切れていないかチェックすることも大切です。特に車庫証明書の場合はおおむね一ヶ月が有効期限であり、期限が過ぎてしまうと取り直さなくてはなりません。そうなると、納車の日程が遅れてしまうこともあるため注意が必要です。

ここからは、新車ではなく中古車を購入するメリット・デメリットについて、説明します。

中古車を購入するメリットは主に以下の通りです。

中古車を購入する大きなメリットは、購入費用が抑えられる点です。新車では手が届かないような車種であっても、中古車であれば予算内で購入できるケースもあるでしょう。中古車販売サイトで数多く掲載されており、予算や車のタイプなどで絞り込んで検討ができるため、新車に比べて選びやすいというメリットがあります。

また、新車に比べて納車までの期間が短いことも特徴です。新車の場合は基本的に受注生産となるため、納車までに数ヶ月かかることも少なくありません。しかし、中古車であれば車検・整備の状況によって異なるものの、最短で2週間ほどで納車されることもあります。早期に車を利用したいのであれば、中古車を検討したほうがよいでしょう。

一方で、以下のようなデメリットがあることも覚えておきましょう。

中古車は新車に比べて車両代金は抑えられるものの、中には購入後に思った以上にメンテナンス費用がかかるケースも珍しくありません。また、メンテナンスの頻度や定期点検の有無は記録簿などを見れば確認できますが、前の所有者がどのような乗り方をしていたかまでを把握するのは困難です。そのため、走行距離が少ないにもかかわらず車の状態がよくなかったというケースも少なくありません。中古車を購入する際は修復歴について調べることはもちろん、現車をよく確認するようにしましょう。

中古車は新車と違って納車までの期間が短いため、車が決まったら保険の検討を始めるようにしましょう。自動車保険は自動車の型式や加入者の状況によって保険料が異なるので、目安を把握することが大切です。保険料の相場を把握するためにも、保険料シミュレーションツールを活用しましょう。初めての自動車保険については以下の記事で詳しく解説しています。

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※このコラムでご案内した内容は概要を説明したものです。詳細につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問い合わせください。