リピーター好みの本島中南部へ

沖縄を何度か訪れている私たちは、今回はリピーター好みの本島中南部を到着地に設定しました。那覇から下りの自動車道にある伊芸サービスエリアからは、沖縄らしい真っ青な海を臨むことができます。ショップで売っていたBLUE SEALアイスを片手に、海風に吹かれながらの小休憩が心地良いです。
ぐんぐんと車を走らせ、読谷村の宿泊ホテルへは約1時間で到着。

沖縄の海

那覇から下りの自動車道にある伊芸サービスエリアからは、沖縄王道の真っ青な海を眺めることができます。ショップで売っていたBLUE SEALアイスを片手に、海風に吹かれながらの小休憩が心地良く、ぐんぐんと車を走らせ読谷村の宿泊ホテルへは約1時間で到着!

特別な旅を演出するとっておきのヴィラホテル

カートが停まるホテルのフロント前

今回は、読谷エリアの海辺に位置するヴィラホテル「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」を予約しました。

白い建物のホテルの吹き抜け

レセプションやラウンジからは海のパノラマが眺められ、吹き抜ける潮風が心地良い。
ウェルカムドリンクを片手に寛いでいると、徐々に日常の喧騒から解き放たれていきます。

ソファーがありゆったりとしているホテルのフロント

ゲストルームは全室プール付きのヴィラタイプ。南国の植物に囲まれ、プライベート感を大切にしたヴィラエリアへカートで移動するのもワクワクします!

ヴィラが並ぶホテル内の様子

まるで秘密の別荘のようなヴィラの造りは、ホテルの個室タイプと違って他のゲストを気にせず過ごすことができます。いつでもプールで遊べるというのも、子ども連れには嬉しいポイント。

プライベートプール

長閑な山村「やちむんの里」でお気に入りの焼き物を

さて、ここからはホテルを起点として中南部のスポットをドライブ。まず向かったのが、ホテルからほど近い「やちむんの里」。沖縄伝統の焼き物(やちむん)といえば、読谷村が有名です。琉球王朝に起源を持つやちむんの窯は、多くが1970年代に那覇市内から読谷村に移ってきたそうです。

やちむんの里を歩く男の子

ここやちむんの里は、南国の木々が生い茂る静かな山村で、駐車場からは、緑が映える森の中を、木漏れ日を浴びながら歩いてゆきます。途中には個性豊かなやちむんを売る工房が10軒以上も点在していました。

青や茶色のやむちんを眺める男の子

その中のひとつ、名工4人の作品が一堂に並ぶ「読谷山窯共同売店」に入ってみました。沖縄の海や空をイメージさせる深いブルー、無骨でありながら柔らかい、沖縄の文化や自然の温かみを感じさせる作品はお土産にピッタリ。

工房の入り口
青や茶色を基調とした湯飲みやカップ

途中、小高い丘の斜面を利用して造られた登り窯がありました。赤茶屋根、石造りの窯は想像以上に大きくて、実際に窯で陶器を焼くときに炎の上がる様子は、きっと圧巻なのでしょう。

石造りの窯

沖縄そばを味わうなら「番所亭」は外せない

やちむんの里を一通り散策するとお腹が空いてきました。お昼は子どもたちも大好きな沖縄そば一択で。読谷村で沖縄そばの名店といえば「番所亭」。
ブーゲンビリアが咲き誇る小屋風の店構えが、とてもかわいらしいです。

赤紫のブーゲンビリアに覆われた入口

「番所すば」は、ベーシックな一品ながら、スープはかつお出汁のコクが味わえるしっかりとした風味。ウコンを練りこんだ自家製麺も食べ応え抜群です!
柔らかく煮込んだ肉の旨味も余すことなく楽しめます。

沖縄そば

冷たいそばがお好きな方には、紅芋を練りこんだざるそば「紅ざる」もオススメです。
つるっと冷たいざるそばは、熱気を忘れる爽やかさ。

あざやかな紫色の紅ざるそば

バリアフリーの本格ジャングル「ビオスの丘」

お腹が満たされたら、午後は中部の自然を楽しむスポットへ。沖縄といえばビーチリゾートをイメージすることが多いですが、亜熱帯気候の沖縄では、実はジャングル体験も面白くオススメです。読谷エリアから30分ほど車を走らせると、豊かな森林が広がるうるま市「ビオスの丘」に辿り着きます。

ビオスの丘の入園口

ゲートを潜り、空中に設置された桟橋を渡れば、まずは眼下に鬱蒼とした森が広がります。施設内に張り巡らされた全長2キロの遊歩道はバリアフリーになっているので、子どもやお年寄りも安心して楽しめます。

ゆったりとした遊歩道

私たちは手軽にジャングル体験をしたくて、約1キロの湖面を遊覧船に乗って探索するジャングルクルーズへ。

園内にある亜熱帯のジャングルゾーン

このエリアにはさまざまな動植物が棲息しているため、珍しい生き物を発見したり、水牛が水浴びをするところに遭遇したりと、まるで亜熱帯のジャングルを探検する冒険家になった気分を味わうことができます。

水を飲む水牛

高台の絶景カフェ「ギャラリーカフェ土花土花」

ビオスの丘をあとにして、このまま読谷まで戻ってもよかったのですが、せっかくのドライブなので、更に10分ほど走って恩納村まで足を伸ばしてみることにしました。

恩納村には、沖縄海岸国定公園に指定された美しい海沿いの街道が伸びています。白砂のビーチ、荒削りな岸壁の景観、珊瑚礁の煌めく海、車を走らせるごとに違った表情を見せる「おんなサンセット街道」は、日没前のドライブに最高です。

曲がりくねった山道を少しのぼり、海と街道を見下ろす高台に「ギャラリーカフェ土花土花」はありました。

カフェの入り口

ここは、2000年沖縄サミットの晩餐会やリッツカールトン沖縄などの器を手掛けた陶芸家玉田彰氏がオーナーを務めるギャラリー兼カフェ。ギャラリーでは玉田氏をはじめ琉球焼青風窯の作家の作品を展示販売、カフェでは玉田氏の手掛けた器でスイーツや軽食を楽しむことができます。

作品が展示されているカフェの店内

プリンやミニピザ、ケーキなど、子どもの好きなメニューも揃っています。木造りの店内はほっこりと温かみに包まれ、ファミリーでも寛げるのが嬉しいところ。
特にテラス席からの眺望は最高!眼下に恩納村の大自然を見下ろしながら珈琲をいただくひとときは、何より贅沢です。

カフェから望む海

One Dayドライブを終えて

今回は個人間カーシェアエニカ(Anyca)を利用して沖縄中南部をOne Dayドライブしました。車が欠かせない旅だからこそ、どんな車に乗るのかが旅のクオリティーを左右します。子連れファミリーでも手狭すぎず安心して旅ができる、エニカを活用してピッタリな車に乗ることができて大正解でした。
今回は、リゾートライクな滞在をしながらも、王道の海や離島ではなく緑の多い中南部の山間やジャングル、高台の眺望や工芸品も満喫しました。少し大人なスポットだけれど、子どももしっかり楽しめる。ビーチリゾートだけじゃないフォトジェニックな沖縄…またひとつ、この土地の魅力を知ることができました。

▼個人間カーシェア「エニカ」とは?

番外編:那覇~読谷までに立ち寄りたい 北中城村のレトロカフェ

那覇から読谷まで車でドライブするならば、途中に立ち寄りたいスポットがあります。
那覇から約30分ほどの場所にある北中城村は、本島中部きってのお洒落なエリア。かつて米軍関係者たちの邸宅だった建物をリノベーションしたカフェやショップが多いからです。

洋風の古民家のショップ

入り組んだ細道を進んでいくと、ぽつぽつと洋風の古民家がレトロなカフェになっていたり。白壁に南国の花が映えるサンスーシーカフェは、沖縄では珍しい和パフェの人気店です。

白い洋風古民家のサンスーシーカフェの外観

沖縄産の黒糖や餡のこってりした甘さが、ほうじ茶や抹茶寒天のほろ苦さと絶妙なコンビネーション。

黒糖や餡で作られたパフェ

プラウマンズランチベーカリーは、駐車場から急な石段を上がった先に現れる、秘密の隠れ家のようなカフェ。ツタがからみ、緑に囲まれた小さな小屋が見える様子はまるで絵本の世界のようです。

プラウマンズランチベーカリーの外観

ここでは、アボカドやチーズをふんだんに使ったトースト類がオススメです。沖縄のアオサを練りこんだバゲットなど個性豊かなパンをテイクアウトするのもオススメです。

アボカドを沢山使ったトースト

ドライブ旅はフットワーク軽く動けるのが魅力のひとつ。行きたい場所へはすべて行く!旅先の景色や食べもの、文化を思う存分に楽しむ旅をご家族や友人としてみてはいかが?

●あなたの道中を、特別な思い出に変える個人間カーシェア「エニカ」
「エニカ」は、個人間で車をシェアできるサービス。普段乗る機会がないようなオープンカーや憧れの車など...豊富なラインナップのエニカなら、「旅先に合わせた車選び」を楽しむことができます。レンタルできる車の中には設備が充実した車もあるので、長距離のドライブ旅がより快適なものになります。

・宿泊 THE UZATERRASE
https://www.terrace.co.jp/uza/

・読谷やちむんの里
https://www.yomitan-kankou.jp/tourist/watch/1611319504/

・番所亭(ばんじゅてい)沖縄そば
https://banjyutei.com/

・ビオスの丘
https://www.bios-hill.co.jp/

・カフェ土花土花
https://dokadoka.jp/cafe/

・サンスーシーカフェ
http://sanssouci-kitanaka.com/

・プラウマンズランチベーカリー
https://www.ploughmans.net/