海が目の前に広がる芝生サイトで楽しむ標津(しべつ)キャンププラン

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しべつ「海の公園」オートキャンプ場 北海道標津郡標津町南3条東1丁目2
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広々とした快適な芝生サイトに、目の前に望むのは国後島という絶好のロケーション。釣りや磯遊びも楽しめるため、海辺のキャンプ好きにとって理想的な、「しべつ『海の公園』オートキャンプ場」。ここを拠点に、標津の海と自然、そして文化を満喫する旅に出かけましょう。時期であれば、サケやホタテ、北海シマエビといった海の幸も堪能できます。雄大な風景の中でキャンプを楽しむ特別な時間をお過ごしください。
※掲載内容は、2025年3月現在の情報に基づいて作成しています。お出かけ前に最新の情報をご確認ください。 -
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1日目:海の恵みを感じ、学ぶ一日
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まずはキャンプ場へ到着し、テントの設営を済ませましょう。「しべつ『海の公園』オートキャンプ場」は、広々とした芝生サイトが特徴で、目の前には海が広がり国後島を望む、絶景キャンプ場です。 岩場や堤防では、釣りや磯遊びも楽しめます。キャンプ場で釣り竿・バケツのレンタルやしかけの販売も行なっているので、道具を持っていかなかった場合も一式そろえることができます。広々とした芝生では子どもが走り回って遊べるので、ファミリーキャンプにも最適です。 コンビニも徒歩3分程度の場所にあります。精肉店や鮮魚店、日帰り温泉入浴ができる宿、飲食店なども徒歩圏内にあるので、キャンプに慣れていない人でも安心して過ごせるでしょう。 フリーサイトには共同炊事場が2棟設置されており、オートサイトは給電付き流し台も完備しています。 写真提供:南知床標津町観光協会
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テント設営が終わったら、北海道でも有数のサケ水揚げ量を誇る「サケの町・標津」のシンボルとも言える「標津サーモン科学館」へ向かいましょう。9~10月は魚道水槽が標津川につながるので、標津川に回帰したサケが遡上するようすを館内にいながらにして間近で観察することもできます。また、11月にはシロザケの産卵行動、2~5月にはシロザケの稚魚の群泳を観察できます。サケの町ならではの貴重な体験ができるスポットです。 館内ではサケ科魚類のほか、カレイ類やクロソイなど標津周辺に暮らす魚たちも展示しており、幻の魚といわれるイトウが泳ぐコーナーも。えさやり体験、古い角質をついばむドクターフィッシュ体験などもあり、子どもから大人まで楽しめる展示が充実しています。 「標津サーモン科学館」に隣接する「まちの駅 標津サーモンプラザ」には、レストラン・お土産販売・観光案内コーナーがあります。 写真提供:標津サーモン科学館
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2日目:標津の歴史と絶景の一日
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標津の歴史や文化を感じるには「ポー川史跡自然公園」も外せません。ここは古代遺跡とその周辺の自然環境が一体となって保存されており、「北海道開拓以前の文化的景観を体験・体感できる場所」をコンセプトとしています。全体は約630haもの広大な敷地。一般公開されているのはその一部ですが、そのなかを散策するだけでも、多様な地形や植物の存在に気づくことができるでしょう。 園内にある国指定史跡の「伊茶仁カリカリウス遺跡」には、古代の竪穴住居跡が埋まりきらずにくぼみとして残っており、確認されている数は国内最大の2,549カ所。これまでの発掘調査により、約1万年前からほぼ途切れることなくここに人が暮らし続けた結果残されたものだとわかっています。 また、標津湿原は季節ごとの植物や野鳥を観察しながら散策することができます。5月下旬~7月上旬にはコケモモ、ヒメシャクナゲなどの湿原性の植物が花を咲かせます。とくに北海道内でも限られた地域でしか自生していないエゾゴゼンタチバナの群落を観察できるのが特徴です。 写真提供:南知床標津町観光協会
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最後に訪れたいのが、野付半島。海へ半月型に伸びる半島に、海水に浸食されて立ち枯れたトドマツが並ぶ「トドワラ」「ナラワラ」という荒涼とした風景が広がります。木道を歩いて、まさに地の果てを思わせる景観を眺めてみてください。 また、野付半島の湾内、尾岱沼(おだいとう)の風物詩として知られているのが「北海シマエビの打瀬舟漁」。シマエビのすみかであるアマモを傷つけないように舟のエンジンを止め、帆を立てて風力だけで進む伝統漁法です。漁期は6月中旬~7月下旬、10月下旬~11月初旬。三角の帆に風を受け、ゆらゆらと漂うように海面をすべる打瀬舟の情景は、「北海道遺産」に選ばれています。 写真提供:野付半島ネイチャーセンター
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