いつも行き当たりばったりの僕が「Logbum Camp」で家族キャンプ計画を立ててみた【#Logbum使ってみた】
こんにちは。西谷圭介(@Keisuke69)と申します。今回は「Logbum Camp」が新しくリリースされるに先だって、お試しで使わせていただける機会を得たので実際に使ってみたレビューになります。
西谷圭介(@Keisuke69)
簡単に自己紹介をしておくと、僕は株式会社DELTAのCOOと株式会社Singular PerturbationsのCTOを務めているソフトウェアエンジニアです。
趣味の一つがキャンプで、ガチ勢とまでは言えないですが、「キャンプ好きエンジニアMeetup」というイベントを時折開催していたりする程度にはキャンプが好きです。
キャンプに行く頻度は大体月に1回くらいで(7月中旬から9月中旬の暑い夏の期間は行きません)、一番好きなのは冬キャンプ。毎年クリスマスにはとあるキャンプ場を訪れていますし、過去には数回年越しキャンプもしています。2023年の年越しもキャンプでした。
基本的には家族4人(僕と妻、娘2人)で行っており、ソロキャンプに憧れはあるものの「いつかはやろう」と思いつつ数年経ってもまだやれていない状態です。きっと娘たちに相手されなくなってからデビューなんだろうな。
計画を立ててキャンプをしてみたい
いつもキャンプに行く日程は早々に決めるものの、行く場所は直前まで決まっていないことが多いです。
というのも、我が家は妻の仕事が土日になることも多いため、事前に「この日はキャンプに行きたい」という日程の確保だけはしておくのです。
一方で僕は何事も常にギリギリになるまでやらないタイプ……。キャンプの日が近づいてきても、どこに行くかは直前まで決まっていないことが多いです。早めに予約するのは、日程とキャンプ場が決まっている毎年恒例のクリスマスキャンプくらい。
逆に言えば普段は特定のキャンプ場じゃなくてもいいと思っていて、その結果、直前でも空いているキャンプ場に行くことが多く、人気のキャンプ場にはあまり行けていないというのが実情です。
今回レビューする「Logbum Camp」は「『ログ』と『(アル)バム』機能を使って仲間とキャンプの計画の記録を共有できるユーザー投稿型のサービス」ということなので、せっかくなら事前にしっかり計画を立ててみようと思いました。
「Logbum Camp」を使ってみる
まず、簡単にサービス紹介を。「Logbum Camp」は「SOMPO Park」というメディア内で提供されているキャンプメディアです。
https://park.sompo-japan.co.jp/logbum-camp/top
実は「Logbum Camp」自体は以前からあったのですが、今回アップデートされて、これまでの情報提供メディアとしてだけでなく、「ログ」+「(アル)バム」というコンセプトでユーザーがキャンプの計画を立てたり、その記録をシェアしたりできるようになったとのことです。
では早速「Logbum Camp」を使ってキャンプの計画を立ててみます。
今回はすべてスマホから試しましたが、サービス自体はPCのブラウザからでも問題なく使えます。では、なんでスマホなの? かというと……自分がキャンプの計画を立てたり、キャンプ場を予約したりするのは移動中などの隙間時間を使うことがほとんどだからです。なので、いつもと同じ環境で全部スマホでやってみました。
<ログバムとは>
トップ画面はこんな感じです。機能としては大きく「計画を立てる」、「持ち物リストの作成」、「MAP機能」の3つ。利用には「SOMPO Park」への会員登録が必要でした。ここは特別難しくないので、適宜登録すればいいかと思います。
スクロールすると他の人が公開したキャンプ計画(これを「ログバム」と呼んでいます)が見られます。他の人がどんなふうにキャンプをしているのかは興味ある人も多いと思うので、期待が高まります。
かくいう自分が「キャンプ好きエンジニアMeetup」を開催するきっかけとなったのも、まさに「他の人がどんなキャンプを楽しんでいるのか」「みんなどんなキャンプ道具を使ってるのか」を知りたいというのがモチベーションの一つでした。
さて、改めて「ログバム」が何かというと、以下の2つを組み合わせたサービスのようです。
・旅程や持ち物を記録できるログ機能
・写真を保存共有できるアルバム機能
イメージ的には“キャンプの記録に特化したInstagram”みたいな感じでしょうか。
僕の性格的に「自分のキャンプ計画を仲間と共有する」というのはあまりないかもしれないけど、他の人のキャンプスタイルを見れるのはいいですね。
<他の人のキャンプスタイルがわかる>
というわけで早速公開されている「ログバム」をのぞいてみます。
どこのキャンプ場に、いつ行ったのかがわかるようになっています。さらに「グループキャンプ」「秋キャンプ」と、どういった種類のキャンプなのかタグ付けもできるようになっています。
そして、それぞれのキャンプ計画における「持ち物リスト」が見られます。持ち物リストってあくまでも自分用だし公開される理由ってあるのかな? と一瞬思ったのですが、キャンプ道具って割と固定化されてしまうので、他の人の持ち物リストを見ると新しい気付きがあるかもしれません。そういえば、実際のキャンプ場で他の人が使っている道具を「いいな」と思ったこともありますね。
旅程をMAPで確認することもできます。
そして食事、「キャンプごはん」です。僕の場合、キャンプを始めた初期の頃はいろいろなキャンプ飯を試したりもしたんですが、結局のところ「炭で肉を焼いて食べたい!」という欲が強過ぎた結果、ここ数年はほとんどメニューが変わることがないです。夜ごはんはバーベキューしかしていません(笑)。
ですが、こうやって他の人の食事を見ると「今度試してみよう」と思うアイデアを得られるかもしれないですね。
最後はアルバム機能です。ここが今回のサービスの主要な機能の一つになるのではないでしょうか。どんなキャンプ場なのか知るには、ユーザーが実際に行ったときの写真を参考にするのが良さそうです。
1泊2日の家族キャンプ計画を立てる
一通りの機能を使ってみたところで、いよいよ自分のキャンプ計画です。9月末に急きょキャンプに行くことにしたので、その計画を立ててみました。
キャンプの概要はこんな感じです。
・日程は2024年9月28~29日の1泊2日
・場所は自宅のある横浜から車で2~3時間圏内
・家族4人でのキャンプ
まずは新しく「ログバム」を作っていきます。スマホの場合は画面の右上にある『+』ボタンから作成できます。
まずはカバー画像を選択したり、タイトルを入力したりしていきます。
キャンプ場の設定は名称や住所を直接入力することはできず、『地図から追加』もしくは『お気に入りから追加』のどちらかからのみ。慣れてしまえばどうってことないのですが、最初はちょっと戸惑うかもしれません。今回は『地図から追加』を行ってみます。
タップすると地図が開くのですが「目的地の住所を入力してください」となっていて正直ちょっと困りました。実際にはここにキャンプ場の名称を入れれば候補が出てきて、選択することでキャンプ場の名称や住所が自動入力されます。
あとは日程を入力したり、タグ付けをしたりと、直感的に操作できるかと思います。
次に今回のサービスの特徴の一つでもある「持ち物リスト」を作ってみます。
『持ち物を追加する』というボタンをクリックすると、
こんな感じで持っていきたいものを追加できます。メモも入力できるようですが、これは公開されないとのこと。
というわけでタープ、テーブル……と追加し始めたのですが、よく考えたらこのあたりって普段のキャンプで毎回持って行くものなので、あえて持ち物リストにするものでもないなと思い方針転換。「いつもは持っていかないけど今回は持っていきたいもの」と「小物で忘れがちなもの」のみを追加することにしました。
というわけで今回はシンプルに2つだけを追加。
それは「塩昆布」と「岩下の新生姜」です! 知ってます? 焼いた肉を塩昆布で食べるのってめちゃくちゃおいしいんですよ! 僕は知人のバーベキューマイスターから教わったのですが、本当においしいのでぜひ一度試してみてください! もう一つの岩下の新生姜は豚肉を巻いて焼いて食べるのがおすすめ。これもおいしいです!
今回は試しませんでしたが「お手本リスト」から持ち物を一括で追加することもできるので、キャンプ初心者の人にはいいかもしれません。
さて、旅程ですがこちらもキャンプ場と同様の入力方法で入力していきます。
今回は伊豆にあるキャンプ場にしたので、帰りに近くにある「伊豆テディベア・ミュージアム」に寄ってみようかなと。一点気を付けないといけないのは、思いつくままにスポットを入力しても日程でソートされないということです。なので、ある程度実際に巡る順番どおりに計画的に入力する必要があります。
一通り入力が終わったら一般公開します。なお、一般公開すると編集はできなくなる仕様で、編集するには限定公開に変更する必要があります。
公開すると「最新の公開ログバム」としてトップページに表示されます。実際に僕が作ったログバムを貼っておきます。
https://park.sompo-japan.co.jp/logbum-camp/logbum/detail-public-logbum/326
他のサービスとの連携に期待したい
まず、このサービスに向いているのは、どちらかというと事前にキャンプの計画をきちんと立てられる人だと思います。
なぜなら「ログバム」を作るにはある程度下調べが必要で、例えば目的地となるキャンプ場や寄り道スポットなどの情報をあらかじめ別のサイトなどで調べて決めておく必要があるからです。
そういう意味では「自分で考えたキャンプ計画を、きれいにまとめてシェアするサービス」といった性格が強いように感じました。
一方で僕のように、キャンプ計画は行き当たりばったりに近い人の場合は、サービス内でいろんな検索ができるといいのにな、というのが率直な感想。
例えばキャンプ場だったら、特定のキャンプ場を入力するのではなく、条件によって検索ができるようになっていて、そこからいいなと思ったものを選択して入力できるようになるとか。また、旅程も同様で、目的地となるキャンプ場周辺のアクティビティや観光スポットを自動でサジェストしてくれると計画がとても楽になりそうだと感じました。
キャンプ場の検索であれば「なっぷ」といったサービスだったり、アクティビティなどは「アソビュー!」あたりと連携されると、めちゃめちゃ利便性が上がってくると思います。
そういうこともあって自分の場合はどちらかというとキャンプ計画と記録を「ログバム」として公開していくというよりは、人の公開しているログバムを参考にして、次回以降の自分のキャンプに生かしていくという使い方がメインになりそうです。複製機能もあるので、初心者の人は気になったキャンパーの計画をベースにして計画を立ててみるのも良さそう。
キャンプに行く前に使ってみてほしい
今回はキャンプ愛好者向けの新たなサービスである「Logbum Camp」を実際に使ってみてのファーストインプレッションをレビューしてみました。
これまでバラバラと情報を探してシェアしていたものを、「計画」として一つにきれいにまとめられて、簡単に共有できるのは良いと思います。また、終わったあとの思い出の写真をそれに紐づける形で投稿できるのもいいですね。
特に家族なり友達なり複数人でキャンプをする人たちは自分たちの計画をシェアするのには便利だと思います。この秋、キャンプ計画を考えている人は試しに使ってみてはどうでしょうか。
文◎西谷圭介(@Keisuke69)
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