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手軽だけど手抜きじゃない!失敗なしのキャンプレシピ|ボリューム満点な外ごはん編

工程は少なく、あるいはしばし放置で完成。そんな、旨いのに手軽というわがままズボラめしをアウトドア料理の達人であるカフェ店主が伝授!見た目も豪快で、ボリューム満点な3レシピをご紹介します。

スキレット&ダッチオーブンで作る
豚肩ロースの塩釜焼き

豚肩ロースの塩釜焼き

塩で包んだだけなのに、中まで絶妙に塩味が入り、かつやわらかく仕上がる魔法の料理です。

材料

豚肩ロース…400~500g
ローズマリー…2~4本
塩…1㎏
卵白…2個分
コショウ…少々
バルサミコ酢…大さじ3

作り方

① ボウルに塩と卵白を入れて生クリームのようになるまで混ぜる。

塩と卵白を生クリームのようになるまで混ぜたようす
塩がダマにならないよう混ぜるとクリームみたいな触感に。塩500gに対し卵白1個が目安。

② 豚肩ロースにコショウを振って下味をつける。
③ ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷き、その上にローズマリーで挟み込んだ②を置き、①で包み込む。

隙間なく肉を包んだようす
厚さ1~2㎝程度の塩で肉を包む。しっかり蒸し焼きできるよう隙間なく包むことが大切。

④ 上下7:3程度の炭火で40分ほど加熱する。

肉をダッチオーブンで焼いているようす
上からの加熱で火入れが均一に。焼き上がり後は5~10分寝かせると肉汁が流れ出にくい。

⑤ 待っているあいだにバルサミコ酢を煮詰めてソースを作る。
⑥ ふたを開けて塩が茶色くなっていたら割ってカットし、ソースをかけて完成。

POINT

塩がダッチオーブンに付かないように、アルミホイルを敷くことで、ダッチオーブンの掃除がラクになり、錆びにくくなります。

ホットサンドクッカーで作る
ハニーマスタードラムチョップ

ハニーマスタードラムチョップ

みずからの身から出た脂で作るソースをまとったラムは絶品。野趣あふれる香りが、外めし気分をアゲてくれます。

材料

ラムチョップ…3本
塩コショウ…少々
赤ワイン…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
はちみつ…小さじ1
マスタード…小さじ1

作り方

① ラムチョップに塩コショウを振り、ホットサンドクッカーに挟んで中火で焼く。

ホットサンドクッカーでラムチョップを焼いたようす
焼く前に少し常温で置いておくと、中まで火が入りやすい。予熱はなしでOK。

② 肉を取り出したら、ホットサンドクッカーに調味料を入れて煮詰めて①にかけて完成。

POINT

焼いたラムから出た脂を捨てず、ソース作りに活用。ソースにコクと香りが出る。

ソースを煮詰めているようす

BBQグリルで作る
ビア缶チキン

ビア缶チキン

豪快キャンプめしの王道!囲ったアルミホイルからの熱反射で、全体がこんがり♪

材料

丸鶏…1羽
350mlの空き缶
〇水…400ml
〇塩…30g
〇砂糖…25g
〇ニンニク…2~3かけ
〇コショウ…少々
〇ローリエ…1~2枚
〇パセリ…2~3枝

作り方

① 〇の材料をジッパー付き保存袋に入れてよく混ぜる。

丸鶏と調味料をジッパー付き保存袋に入れたようす

② お腹の中までキレイに洗った丸鶏を①に一晩漬けこむ。
③ ②の中身を取り出して空き缶に水を入れたものを腹に突っ込み、BBQグリルの上に置いてアルミホイルを使ってドーム状に被せる。下面は開けておく。

ビア缶に丸鶏を差し込んでいるようす
お尻からビア缶を入れることで、丸鶏が自立。鶏の表面全体にオリーブオイルを塗っておくと、熱が均一に入りやすい。

④ 40~50分ほど焼けば完成。キレイに焼き上がればホロホロと崩れる。

焼いたビア缶チキンを切り分けたようす

POINT

風が強いときは、アルミホイルをBBQグリルの四辺に巻き付けてホールド。アルミの代わりにブリキのバケツを使ってもよいでしょう。

アルミホイルを使ってドーム状に被せたようす

教えてくれたのは

A-sukeさん

カフェ「BASE CAMP」店主 A-sukeさん
小・中学生時代から早くもバックパックでの旅、輪行にハマったという早熟のアウトドアマン。ダッチオーブン料理をはじめ、アウトドア料理全般を得意とする。最近は、釣りやハンティングなどアウトドアと食を結ぶ遊びに注力する。

文◎鈴木健太
写真◎飯坂 大




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