空港のチェックイン時間に間に合わない時の対処方法とは？

■空港への到着は2時間半～3時間前に

空港での航空機の搭乗手続きは、国際線が2時間前、国内線が１時間前に出発カウンターでチェックインするのが基本です。そうはいっても空港までの道が渋滞するなどしてチェックインすることができず、搭乗する予定の航空機に乗り遅れるケースが後を絶ちません。

また海外の一部の空港では、チェックインカウンターや出国審査場が混みあい、ゲートまでの到着に時間がかかってしまったため、乗り遅れるケースも頻発しています。余裕をみて2時間半～3時間前に空港に到着するよう心がけましょう。

■遅れるとわかったら、早めの連絡を

空港での出発カウンターのチェックイン締切時刻は、航空会社によっても異なります。国際線は、出発時刻のおおむね40分前を切ったら、チェックインを受け付けないのが一般的です。空港到着が遅れるとの事前連絡があって、かつ手荷物（スーツケース等）をご自身で機内に持ち込むことができるのであれば、多少は待ってくれる可能性も。

ただし、手荷物が機内持ち込みのサイズをオーバーしていないことが条件です。航空会社や路線によってルールも異なります。

空港到着が1時間前を切って遅れるとわかったら、早めに航空会社の空港カウンターもしくは予約センターへ電話をかけましょう。

■あらかじめ準備をしておくと、いざという時役立ちます

空港へ向かう途中、例えば列車内や渋滞に巻き込まれた車内からは、携帯電話を使用することになるでしょう。携帯電話からかけることができる、フリーダイヤル以外の固定電話の番号へ電話をしなくてはなりません。ですから、あらかじめ利用する航空会社の空港カウンターや予約センターの電話番号をメモしておくようにします。

空港カウンターや予約センターと電話が繋がったら、搭乗者名のほか、予約番号（eチケットなどに記載されている番号）や空港への到着予定時刻を伝えます。

電車の遅延や災害などから電話が混みあってかからないことがあります。航空会社はホームページなどに、いち早く情報を掲載します。どうしても航空会社の電話番号につながらない場合は、家人や知人などへ電話をして、電話連絡とともにネットアクセスを試みてもらうのも一案です。

その時に名前のスペルや予約番号を正確に伝えます。そうは言っても本人が航空会社の空港カウンターに姿を現さない限り、チェックインはできません。本人が空港に到着するまで出発を遅延させてでも待ってくれる、という甘いことはないと、心得ておきましょう。

空港到着やチェックインが遅れ、乗り遅れた場合は自費でチケットを買いなおすか、理由によっては後発の便へ振替運送をしてくれますが、後発便が翌日ないしは、先になるケースもあります。