健康的なネイルを保つネイルケアとは？

「爪は健康のバロメーター」とも言われる通り、爪には体調の変化や栄養状態が現れることがあります。爪が薄く、脆くなって割れる場合、貧血症や栄養不足の可能性も。爪は肌の角質や髪と同じく、主にたんぱく質が変化したケラチンという成分でできています。

良質のたんぱく質や各種ビタミンを積極的に摂りましょう。鉄欠乏性の貧血を防ぐ鉄分、たんぱく質の合成に必要な亜鉛なども、健やかな爪を保つために重要です。バランスのよい食事を基本に、サプリメントをプラスするなどして、大切な栄養を補給しましょう。

また、乾燥も爪を割れやすくする大きな原因になります。ハンドクリームを塗る際には、爪や爪周りの肌にも丁寧にのばして保湿しましょう。くるくるとマッサージするように塗りこむと血行が促進され、爪を強く、美しく保つのに効果的です。爪と甘皮に栄養を与え、健康な爪の成長をサポートしてくれるキューティクルオイルを使用するのもお勧めです。

爪にダメージを与えないことも大切です。洗い物など水仕事をするときは、ゴム手袋を使用しましょう。お皿に当たることで爪が割れたり、洗剤の刺激で爪や手肌が荒れるのを防ぐことができます。

爪を切るときは、よく切れる爪切りを使用すること。お風呂上がりなど、爪が水分を含んでやわらかい状態のときに行います。いきなり真ん中からバチンと切ると、爪にダメージを与え、ひびが入ったり二枚爪になることも。爪のはじから爪切りを入れ、数回に分けて小刻みに切りましょう。切った後は、爪やすりを使って断面がなめらかになるよう整えます。特に爪が薄く、脆くなっているときは、爪切りを使わず、爪やすりのみで整えた方がダメージを抑えられます。

お手入れの仕上げにも、ハンドクリームやキューティクルオイルで保湿することを忘れないでください。