結婚式の節約方法とは?
今度長年付き合ってきた彼女と結婚することになりました。2人で話し合った結果、これからの新生活に備え、なるべく手元にお金を残しておこうということになり結婚式もできるだけ節約したいと考えています。最近の挙式費用の平均はいくらくらいなのでしょうか?また、結婚式の上手な節約方法も教えてください。
結婚式の節約3大ポイントは、会場・時期・衣装!
結婚が決まったカップルにとって、結婚式にどの程度の費用をかけるかが悩みどころです。両家のお祝いだから思い通りにしたいとはいえ、その後の生活のことを考えると少しでも節約したい気持ちもあります。最近の結婚式事情はどのようになっているのでしょうか? 節約ポイントもあわせて紹介します。
■挙式・披露宴費用の平均金額は333万円
挙式、披露宴・披露パーティ総額の平均金額は333万7,000円で、前年調査より6万7,000円減少とのこと。ちなみに、招待客の平均は72.2人です。
■ご祝儀は228万円、自己負担は125万円
結婚式では招待客からご祝儀をいただくことになります。このご祝儀総額の平均金額が227万9,000円。このご祝儀があると、2人で用意する費用も減ってきますね。
実際の自己負担額(かかった費用からご祝儀をひいた金額)は、平均で125万円とのこと。ただ、0円以下(ご祝儀のほうが高額)の割合も11.5%あり、上手にやりくりしているカップルもいるようです。とはいっても、通常は挙式前にはある程度の費用を前払いしなくてはいけませんので、2人で資金計画を立て準備しておく必要があります。少しでも、かかる費用をおさえる努力をしたいですね。
■会場選びが全ての基本
結婚式にかかる費用は会場によって大きく変わってきます。会場選びが結婚式の費用を決めるといってもいいでしょう。地域にもよりますが、レストランが一番安くなる傾向があります。首都圏のみのデータになりますが、会場別の結婚式、披露宴にかかった平均額は、レストラン285万6,000円、ホテル360万8,000円、一般の結婚式場371万8,000円、ハウスウェディング(ゲストハウス)409万円となっています。
会場選びは最初に行うものです。あとから変更することも難しいので、しっかり下調べしてから決めましょう。
■オフシーズンがねらい目
結婚式の時期も費用に影響してきます。結婚式に人気のシーズンは気候のよい春や秋ですね。また休日も好まれます。逆にこの時期を外せば、かなりお得に式を挙げることができますよ。
式場ではこのような時期にお得な期間限定プランを用意しています。事情が許すなら、このようなプランを選ぶといいですね。
■衣装選びは慎重に
式にかかるお金も出来るだけおさえたいもの。一番費用が上下するのは新婦の衣装で、衣装のランクや小物などで費用は大きく変わります。また、衣装合わせをしている間にお色直しドレスを追加なんてことも。費用を節約するためには、お色直しはなしとして、お客様と一緒にゆっくりとした時間を過ごすというのもいいですね。
他にも、招待状や席札、席次表などのペーパーアイテムの手作りもおすすめです。費用が抑えられるのはもちろんですが、2人の心のこもったアイテムは皆さんに喜ばれるでしょう。
■クレジットカード払いでポイント還元
クレジットカード払いができる式場もありますので、会場選びの時に聞いておきましょう。クレジットカードで支払いができれば、支払いが式の後になるので安心です。また、ポイントがつくので、かなりお得になりますね。費用も高額になりますので、事前にクレジットカード会社に連絡をして、利用上限額をあげてもらうことを忘れずに。結婚式の費用と伝えれば、対応してもらえるようですよ。
結婚式は2人の最初の共同作業です。少しでもお得に納得できる式にできたらいいですね。
※ゼクシィ 結婚トレンド調査2014 調べ
(最終確認:2015年9月8日)
ファイナンシャルプランナー 福一 由紀
今後必要になるお金とその準備の方法についてご紹介します。
ライフイベントごとに必要になるお金の実態を把握し、その準備を万全にする方法をご紹介します。また支払いに欠かすことのできないクレジットカードの仕組みや利用方法をお伝えします。お得で便利なお金の支払い方法を考えていきましょう。
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