結婚式の二次会の予算とは?
長年付き合ってきた彼女と晴れて結婚することになりました。結婚式の後は式場の近くのレストランで二次会を予定しています。二次会の予算の決め方について詳しく知りたいのですが、そもそもどのような項目が費用として発生するのか教えてください。
ゲストの満足度を高める会費設定と予算オーバーの防止策をしっかりと。
■二次会とは
二次会とは披露宴のあとに行われるもので、会社の同僚や友人などを中心に、挙式・披露宴に招くことができなかった方を招待して行う比較的カジュアルなお披露目会のことをいい、多くの場合は会費制となっています。
■まずは会場選びから
二次会の準備については、まず会場を押さえる所から始まります。日時、エリア、おおよその人数、食事の予算などを考慮し、場所を決めます。映像を使った演出など、こだわりがあるなら、それができるかどうかも大切なポイントになります。
■会費の決め方
会費の設定についてですが、全てを会費からまかなうのではなく、景品などは新郎新婦もちにするなどにして、料理・飲み物・会場設備費・雑費などを会費でまかなうようにすると、ゲストの満足度も高くなります。
二次会の相場としては、会場の料理&飲み放題が税金・サービス含め5,000円前後だとした場合、男性会費は8,000円前後、女性会費は7,000円前後が目安となります。
ご自身が呼ばれた時の金額や周囲の平均を参考に決めるといいでしょう。男性と女性の金額は、1,000円~1,500円くらい差をつけることが多いようです。
■予算オーバーを防ぐには
予算オーバーにならないための注意点として、招待客の直前キャンセルについては1週間前くらいになったらリマインドメールを出すなどして事前に把握できるようにしておきましょう。
ドリンクの頼み過ぎについてはドリンクをフリードリンクにしておけば、当日の追加費用がでることはほとんどないはずです。また、幹事さんやお店の方に、追加料金が発生する場合は、誰と確認をするのかを最初に決めておけば、終わってから自分の知らない追加請求がきてびっくりすることもないでしょう。
■幹事代行業者に依頼するのも手
また、お友達に幹事をお願いする場合、司会、音響、進行管理、受付関係など最低4名は必要となります。
当日だけでなく、事前に準備のために時間を割いてもらうことが必要になりますので、丁寧にお願いをしましょう。
最近ではゲストに負担をかけないために、二次会の幹事代行業者にこれらをお願いするケースも増えてきているようです。結婚式の準備で忙しい新郎新婦にとっても、プロの視点からアドバイスしてもらえ、安心してまかせられるので、お友達が多忙な方が多い場合は、検討されてみてはいかがでしょうか。
結婚ジャーナリスト ひぐちまり
結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。
婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。
【URL】 | http://higuchimari.jp/ |
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【経歴】 | 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。 |
【著書】 | 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数 |
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