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やむを得ず結婚式・披露宴を途中退席する時の対処方法とは?

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今週末に、結婚式への参列を控えておりますが、子どもがインフルエンザになってしまい、もしかすると途中で退席をするかもしれません。結婚式・披露宴でやむを得ず途中退席する場合の対処方法について教えてください。

周りが心配することのないよう、事前に伝えておきましょう。

黙って席を立ってしまっては、新郎新婦や同テーブルの方に、体調がすぐれないのか?など、不要な心配をかけてしまうかもしれません。余計な心配をさせないように、また進行を妨げないよう、配慮をしましょう。


■事前に途中退席が解っている場合は

新郎・新婦にその旨を連絡し、何時ごろ退席の予定かも伝えておきましょう。新郎・新婦としても、引き出物を渡すタイミングなど、配慮したい事があるかもしれません。途中退席は残念ですが、そのような状態でも、お祝いに駆けつけて下さることを、心から感謝されるはずです。


■当日わかった場合

新郎新婦は当日は忙しくて、個別対応をする余裕はないかもしれません。当日、会場の担当者に途中退席の旨をお伝えするとよいでしょう。


■同テーブルの親しい方にもお伝えしておきましょう。

同じテーブルの方も、離席をしたまま戻ってこないと、具合が悪くなったのでは‥と心配されるかもしれません。親しい方がそのテーブルにいる場合には、その方に途中退席の旨伝えておきましょう。また、お一人で参加をされている場合も、両隣の方には、その旨お話しをされておくと、よいでしょう。


■退席のタイミング

なるべく、目立たないように退席したいものです。開宴から30分くらいの乾杯までの時間は、退席すると目立ちますので避けたいですね。また、スピーチをしている最中や、締めの花束贈呈から謝辞を行うタイミングでの退席も避けましょう。会食歓談中、または新郎新婦がテーブルにご挨拶周りをしている最中など、離席をしても目立たないタイミングで退席するようにしましょう。


結婚ジャーナリスト ひぐちまり

筆者の写真

結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。

婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。

【URL】 http://higuchimari.jp/
【経歴】 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。
【著書】 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数

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