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披露宴で、引き出物が足りなくなった時の対処方法とは?

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現在、披露宴の準備を進めています。引き出物など決めているのですが、もし、突然の追加ゲストや何らかのトラブルで、披露宴当日引き出物が足りなかった場合は、どのように対処すればいいでしょうか?

状況を把握して、適切に対応しましょう。

結婚式場やホテルでの結婚式、プランナーがサポートしている結婚式ではあまりないケースですが、それでも、人生にハプニングはつきもの。また、自分で手配した場合には、こういうことも起きるかもしれませんね。


是非、頭の体操に、ご自分だったらどうするか?考えてみて下さいね。こういうハプニングの時こそ、しっかり状況を把握し、相談できる人と相談して、前向きに考え対処しましょう。

下記にいつくかの対処方法をあげてみましょう。


■まずは、状況把握

誰の分の、どの引き出物が足りないのかを把握しましょう。

また、足りなくなったのはなぜか?も把握しましょう。


1.来られない予定の人が突然来られることになった。

2.出席の返信をもらっていたのにチェックがもれて欠席になっていた。

3.発注ミスがあり、発注の個数が足りなかった。

4.きちんと発注はしたが、納品の数に間違いがあった。

5.引き出物をつけなくてもいい人に、つけていた。


などが考えられます。

そして、どこに責任があったにしろ、いらしてくださった方に誠意をもって対応し、「来てよかった」と思ってお帰りいただくことが何よりも大切です。


■引き出物が足りなくなった時の対処方法

・自分の家族や親族など、より親しい人で同じ引き出物を渡す人がいたら、事情を話してその方の分の引き出物をあて、後日、渡すことのできなかった方へお礼とともに引き出物を送る。


・気が付いた時間帯によって、追加発注が間に合うなら手配し、会場に届けてもらう。


・来られない予定の人が突然来られることになり参加になった場合は、出席されるご本人も引き出物の手配ができていないことを了解しているでしょうから、引き出物は後日送ることで了解をいただく。


・上司などとても大切な方で、他の人の引き出物ではカバーできない場合は、「引き出物はお荷物になると思いますので、後日ご自宅にお送りさせていただくよう、手配しております」とお話しをする。


・正直にお話しをして、手違いのお詫びをし、後日お届けする。


上記のような対応方法が考えられます。

結婚式のお祝いの席ですし、誠意が伝われば大事にはならないはずです。

また、こんな時に笑って「いいよ、大丈夫だよ」と言ってもらえる信頼関係を日頃からつくっておくことも大切なことかもしれません。


結婚ジャーナリスト ひぐちまり

筆者の写真

結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。

婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。

【URL】 http://higuchimari.jp/
【経歴】 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。
【著書】 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数

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