新婦服装の選び方とは?ドレス編
小さい頃からの夢で、結婚式ではウェディングドレスを着たいと思っていますが、どのようにドレスのデザインを選んでよいのかわかりません。ウェディングドレスの選び方について教えて下さい。
ドレス選びの前に、「どんな花嫁に見られたい?」を考えましょう。
■なりたい「花嫁像」をイメージしましょう
イメージなしにドレスを見にいくと、どれも素敵で何着着ても選べない!ということになりがち。まずは、自分がなりたい花嫁のイメージを言葉で表現してみましょう。可愛い・大人っぽい・エレガント・ゴージャス・ロマンチック…。色々な表現がありますよね。オススメは、2つの言葉を組み合わせてみることです。
例えば「大人っぽい」という一つの言葉だと具体的なイメージはわきにくいですが「大人っぽくてエレガント」と「大人っぽくて可愛い」と言う風に考えると、ドレスのイメージもしやすくなります。
■会場とのバランスも考える
ドレスを選ぶときは、会場とのバランスもポイントのひとつです。ガーデンウェディングなら、クラシックなトレーンの長いドレスより、丈のあまり長くない軽やかなドレスが似合うでしょう。ホテルの天井が高くゴージャズなシャンデリアのバンケットに、シンプルなドレスだとちょっとさみしい印象になってしまいそうです。「その会場の中にいる私」をイメージしてみて下さいね。
■ウェディングドレスのシルエット
主な4つのシルエットについて、ご紹介します。
[ 1 ]Aライン
すっきりとした上半身と、腰からなだらかに広がるスカートのラインがアルファベットのAのような形に見えるドレスです。スカートの下にはくパニエのボリュームを調整することで、大人っぽくも可愛くも見せることができ、どんな体系の人にも着こなしやすいシルエットです。
[ 2 ]プリンセスライン
コンパクトな上半身に、ウエストからふんわりと広がるボリュームのあるスカートライン。ボトムにボリュームがあることで、ウエストの細さが強調できますので、可愛らしく華やかな雰囲気になります。
[ 3 ]スレンダーライン
細見のシルエットで、体のラインに沿うよう、スカートはすとんとした形。胸下で切り替えがされていることが多く、スレンダーで大人っぽい印象になります。裾の広がりがないので、比較的スペースの限られたレストランなどでも動きやすいドレスです。長身ですらりとした人におすすめ。
[ 4 ]マーメイドライン
上半身からひざまでは体にフィットした細いシルエットで、裾にかけて人魚のようにスカートが広がるライン。体の線が出るので、大人っぽく女性らしい雰囲気になります。裾の長さで華やかさの調整もできます。
■ウェディングドレスのシルエット
結婚ジャーナリスト ひぐちまり
結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。
婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。
【URL】 | http://higuchimari.jp/ |
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【経歴】 | 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。 |
【著書】 | 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数 |
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