結婚式招待状の送る時期や切手等、招待状発送のマナーとは?
結婚式を控えており、招待状の準備をしています。招待状は結婚式の何か月前に送ればいいのでしょうか?また、切手など結婚式の招待状を郵送する際の決まり事について教えてください。
結婚式の招待状は、挙式の2ヶ月前に出しましょう。
結婚式の招待状を郵送する時期としては、挙式・披露宴の2ヶ月前頃が良いでしょう。
大安や友引といった吉日を選んで招待状を直接渡すか、もしくは郵送します。
家族でご招待する場合は、家族に1通を連名で送ります。複数の家族が同居している場合でも1つの家に1通ではなく、1つの夫婦単位の家族に1通送るのがよいでしょう。
例えば、祖父母夫婦に1通、伯父家族に1通という形です。
招待状の宛名の書き方は下部のイラストを参考にしてください。
招待状は、招待のための案内状なので、家族には本来必要ありませんが、結婚式の記念にもなりますし、確認の意味でも1通ずつ用意するといいでしょう。仲人も結婚式では身内扱いなので、招待という意味ではなく、確認・報告のために1通用意して渡します。
●手渡しの場合
招待状は直接手渡しする方がより丁寧です。職場の方など、日頃よく会う人や、祝辞をお願いしたいなど、結婚式でお世話になる予定の人にはできるだけ手渡しをしましょう。
●郵送の場合
招待状を郵送する場合は、慶事用の切手を用意し、きちんと準備して発送します。
慶事用切手は、郵便局で購入することができます。たくさん発送するからといって、料金別納などでまとめて送付するのはマナー違反です。
●宛名書きについて
宛名は大きく黒々と、きれいな文字で。薄い文字は弔事用(おくやみ)ですので濃さには注意しましょう。筆書きが正式とされますが、現在は横書きの招待状も増えているので、書きにくい筆ではなく、太いサインペンで書いてもいいでしょう。式場では代筆(筆耕)の手配もできるので、文字を書くのが苦手、書く時間がないという場合は依頼するのもおすすめです。
また宛名印刷も一般的になってきました。印刷の場合も、手書きのように大きな文字ではっきりと印刷します。印刷時のかすれや汚れに注意して印刷しましょう。また、ラベルの使用は避けましょう。
家族宛てに出す場合は、招待する方全員の名前を連名で書きます。連名の場合は4~5名分の名前を書くのが限界なので、家族が多い場合は、その家の代表者の氏名を書き、後は「ご家族様」とまとめて記載します。封筒の面積にもよりますので、バランスを見て判断しましょう。
手渡しの場合、宛名に住所は不要なので、名前のみを書きます。
■家族でご招待する場合の宛名の書き方
ウエディングナビゲーター 清水 恩
結婚式や披露宴の準備に役立つ情報をご紹介します。
自分たちだけでなく、家族にとっても大切な結婚式。夢や希望はもちろんですが、どんな段取りで結婚式の準備を進めればよいのか、わからないことだらけですよね。でもせっかくの一生に一度のビックイベント!準備も楽しみながら進めていきましょう。
【URL】 | http://www.prima-fraucommunity.com/ |
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【経歴】 | プロデュース会社を経て独立。コンサルティングやプランナー養成に従事し、2007年に Prima! を立上げフリーウェディングプランナーとしての活動を開始。カウンセリングから希望のスタイルに導くウェディングサポートに定評がある。結婚式に関する執筆や監修でも活躍中。 |
【メディア】 | 監修:「自分婚」(講談社)、「日本の結婚式」「日経レストラン アニバーサリー&ウェディング」など多数 |
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