和食の力
和食を食べるとなぜか懐かしく、心がホッとしたりしませんか?和食とは、主食のご飯、主菜の肉や魚、副菜の野菜類や海草類、そして味噌汁の一汁三菜からなり、海産物・豆類・レンコンや牛蒡などの根菜類などさまざまな食材の宝庫です。他の国では食べられていない食材も数多くあり、加工法・調理法も独特のものがあります。例えば切干大根やひじきなどの乾物、大豆を発酵させた納豆や醤油・味噌など…その中でも、日本の発酵食品である味噌に注目してみましょう。味噌を使用した料理と言うと、何を思い浮かべますか?
お味噌汁で鉄分補給
和食には欠かせないスープ!味噌汁ではないでしょうか。 味噌汁は、野菜だけではなく、肉や魚などとも相性が良く、具を変えるだけで様々な味を楽しむことができ、手軽に鉄分を補給できます。これからが旬のおススメの組合せは、京菜と卵・アサリと菜の花などです。それぞれの食材の鉄含有量が多く、たんぱく質と組み合わせる事によって吸収率も高まります。また、味噌汁にすり胡麻を加えると、胡麻の風味とコクが加わり、また違ったおいしさがあります。もちろん鉄分補給にも効果的です。 最近、味噌汁を飲まない方が増えているようですが、今、欧米諸国でも和食が注目されています。日本の味・昔ながらのおふくろの味を見直してみてはいかがでしょうか?