自動車保険の払い方は「月払い」と「一括(年払い)」に分けられる

自動車保険の保険料の支払い方法は、毎月支払う「月払い」と、1年分まとめて支払う「一括(年払い)」の2種類に分けられます。保険会社によっては、初月のみ2ヵ月分を支払い、その後は毎月払いとする「11回払い」という支払い方法を用意しているところもあり、加入する際は事前に確認しておくことをおすすめします。

月払いにするメリット・デメリット

保険料の月払いには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。

1.月払いにするメリット

月払いの大きなメリットは、1回に支払う金額が少なくて済むことです。まとまったお金を用意する必要がなく、支払いの負担を分散できるのが月払いの魅力です。特に等級が低いドライバーなど、保険料が高くなりやすい人にとっては大きな魅力といえるでしょう。また、何らかの理由で保険を途中で解約する場合、多くのケースで月払いのほうが年払いよりも保険料の総額を抑えられます。

2.月払いにするデメリット

月払いの最大のデメリットは、一括(年払い)と比べて保険料の総額が割高になることです。月々の支払いには分割手数料が上乗せされるためで、途中解約の可能性が低く、一括(年払い)が可能な場合は一括(年払い)がお得といえるでしょう。

また、月払いでは毎月の口座引き落としやクレジットカード請求の確認など、支払いに関わる手間が増えます。さらに、支払い方法が限定されるケースもあるため注意が必要です。

一括(年払い)にするメリット・デメリット

保険料の一括(年払い)には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。

1.一括(年払い)にするメリット

一括(年払い)にすることで、月払いと比べて保険料の総額を抑えられるのが最大のメリットでしょう。補償内容に差はないため、できるだけ保険料を節約したい方には一括(年払い)がおすすめです。

節約のイメージイラスト

また、一括(年払い)は1年分の保険料を一括で支払うため、月払いを選択した場合に発生する毎月の口座引き落としやクレジットカード払いのような手間がかかりません。支払いは1回で済むので、残高確認などの煩わしさがないといえるでしょう。

さらに、保険会社によっては一括(年払い)のほうが支払い方法の選択肢が広がる傾向にあるため、自分に合った支払い方法を選びやすいというメリットもあります。

2.一括(年払い)にするデメリット

一括(年払い)の最大のデメリットは、一度に支払う金額が大きいことです。月払いと比べて保険料の総額は安くなりますが、まとまった資金を用意する必要があります。そのため、経済的な負担が大きい場合は月払いを選ぶのも一つの選択肢でしょう。

また、保険を途中で解約する場合、解約返戻金の計算方法によっては一括(年払い)のほうが月払いよりも支払う保険料の総額が高くなる可能性がある点にも注意が必要です。

自動車保険の保険料の支払い方法は家計の状況に応じて選ぼう!

自動車保険の加入にあたっては、保険料の月払いと一括(年払い)それぞれの特徴を理解し、家計の状況に合わせて賢く選択することが大切です。

損保ジャパンの「自動車保険サクっと見積り」は、保険料を概算で算出するお見積りサービスです。お見積り結果の確認後、さらに詳しい補償内容について保険のプロである代理店へお問い合わせいただくことも可能です。

※このコラムでご案内した内容は概要を説明したものです。詳細につきましては、取扱代理店または引受保険会社までお問い合わせください。なお、補償の内容・取扱い・特約名称等は、引受保険会社により異なります。詳細は各引受保険会社までお問い合わせください。
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SJ24-02421(2024.05.28)